今日の聖句 4月3日(金)【受難日】 私が遅れないようにしてください。主が私の旅を成功させてくださったのですか ら。私が主人のところへ行けるように私を帰らせてください。 創世記24:56 道を行く人々は、頭を振りながらイエスをののしって、言った。「神殿を打ちこわ して三日で建てる人よ。もし、神の子なら、自分を救ってみろ。十字架から降り て来い。」 マタイ27:39-40 ************************************* 今週のテーマ:苦難の主 きょうの聖書:ルカ23:26-38 ルカの福音書23章34節 そのとき、イエスはこう言われた。「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何 をしているのか自分でわからないのです。」彼らは、くじを引いて、イエスの着 物を分けた。 「父よ。彼らをお赦しください」 これは、イエス様が十字架につけられていたときの言葉です。イエス様はご自分 を殺そうとしている人々、ユダヤ教の指導者たち、ローマの政治家や兵士たち、 あざけりながらイエス様のむごい姿を傍観している人たちの罪を赦してください と御父に求めている祈りです。 神様は、イエス様を殺した人たちに対してさえ救いの道をひらくことによって、 この祈りにこたえられたのです。イエス様は罪深い人間が考案した最も恐ろしい 死を受けながら、ご自身を苦しませる人々をご覧になって、彼らのために赦しを 求めて祈られたのです。 キリストの死を目撃したローマ軍の百人隊長は「この方はまことに神の子であっ た」(マタイ27:54)という言葉を残しています。このあと、多くのユダヤ教の祭 司たちがイエス・キリストへの信仰に回心します。私たちは、みな罪人なので、 イエス様に死をもたらす原因を作って来たのです。 そんな私たちに向けられた福音とは実に恵み深く、あわれみ深いものなのです。 神様はイエス様の十字架の死に免じて私たちを赦し、私たちと和解してください ました。私たちはイエス様によって新しい人生を賜わったのです。今日は受難日 です。イエス様が受けた苦しみを考えて今日の一日を生活しましょう。 祝福を祈ります。