今日の聖句 4月1日(水) われらの神、主をあがめよ。その足台のもとにひれ伏せ。主は聖である。 詩篇99:5 ハレルヤ。救い、栄光、力は、われらの神のもの。 黙示録19:1 *********************************** 今週のテーマ:苦難の主 きょうの聖書:ルカ22:1-23 ルカの福音書22章19節20節 それから、パンを取り、感謝をささげてから、裂いて、弟子たちに与えて言われ た。「これは、あなたがたのために与える、わたしのからだです。わたしを覚え てこれを行ないなさい。」食事の後、杯も同じようにして言われた。「この杯は、 あなたがたのために流されるわたしの血による新しい契約です。・・・」 「聖餐式」 これは、受難週の木曜日の夜、イエス様が12使徒と共に守った最後の晩餐の席 で語られたことです。これは、出エジプトの過ぎ越の祭りを祝う食事会でから、 この日のパンはイースト菌を使わないで作られいます。出エジプトの日はイスラ エル人は種なしパンを食べたからです。イエス様は。使徒たちにパンを与えて、 わたしのからだですと言われ、杯を与えて、わたしの血による新しい契約ですと 言われました。これが聖餐式の原型です。 このことは、イエス様は弟子たちと全世界のすべての人に、ご自分のからだと、 ご自分の血を与える、つまりご自分のいのちを与えると言ったということです。 イエス様は世界を救うためにご自分のすべてを犠牲にしたということです。出エ ジプトのときに、神様の怒りがイスラエル人を過ぎ越してしまったことを思い起 こさせつつ、キリストの犠牲によって全世界のすべての人の上に下る神様の怒り はすべて過ぎ越してしまうと言う宣言でもあります。 ここに、神様と人との間に新しい契約が成立しました。つまり、キリストの十字 架によって全世界のすべての人は、神様に対してのすべての罪の赦しを得たとい うことで、神様と人との間に和解が成立したということです。神様に背いていた 人も、神様を無視していた人も神様の愛の中で生きられるようになったというこ とです。 来週4月5日(日)のイースター礼拝ではほとんどの教会で聖餐式が催されます。 キリストの復活を祝うイースターこそ感謝と喜びをもって聖餐式に出席し、十字 架で現わされた神様の愛を吸収して頂きたいと思います。イエス様は、ご再臨の 日まで聖餐式を守り続けるようにと命じられました。 祝福を祈ります。