今日の聖句 3月29日(日) このわたしが地を造り、その上に人間を創造した。 イザヤ45:12 私たちには、父なる唯一の神がおられるだけで、すべてのものはこの神から出 ており、私たちもこの神のために存在しているのです。 1コリント8:6 ************************************* 今週のテーマ:苦難の主 きょうの聖書:ルカ19:28-46 ルカの福音書19章30節31節 向こうの村に行きなさい。そこに入ると、まだだれも乗ったことのない、ろば の子がつないであるのに気がつくでしょう。それをほどいて連れて来なさい。 もし、「なぜ、ほどくのか」と尋ねる人があったら、こう言いなさい。「主がお 入用なのです。」 「主がお入り用なのです」 イエス様は、ろばの子に乗ってエルサレムに入城しました。これは、ゼカリヤ 書9章9節に預言されていました。旧約聖書にはイエス様に関することが沢山 書かれていますが、イエス様はそれらのことばの一つ一つを着実に実行して贖 いを成し遂げられたのです。 ゼカリヤ書は広くユダヤ社会で読まれていて、多くのユダヤ人はキリストはろ ばの子に乗って登場するということを知っていました。誰も乗ったことがない とは、このろばがまだ子どもであって使役されたことがないということです。 「主」とは神様のことです。ユダヤでは「神」とか「わたしはある」という御名 は使いません。律法で禁じられています。 ですから、主がお入り用です、という言葉は直接神様が必要としているという 意味であり、ユダヤ人にはそのことがすぐに分かる事なのです。ろばの子の持 ち主は、なぜほどくのかと、一度は咎めますが、主がお入り用ですと言われて すぐに綱をほどいて弟子たちに引き渡したのです。 イエス様はろばの子に乗ってエルサレムに入りましたが、今は、聖霊となって 私たちの心に宿っておられます。私たちはろばの子のようにイエス様が行くと ころへは何処へでも一緒に行き、イエス様と行動を共にしているわけです。聖 霊様が私たちに「主がお入り用なのです」と声をかけてくださるとき、感謝し てみ心にしたがっていきたいと思います。 祝福を祈ります。