今日の聖句 3月10日(火) あなたは私の助け、私を助け出す方。わが神よ。遅れないでください。 詩篇40:17 この希望は失望に終わることがありません。 ローマ5:5 ***************************************** 今週のテーマ:計りがたい神の知恵 きょうの聖書:2歴代誌2:1-12 歴代誌第二2章5節6節 私が建てる宮は壮大な宮です。私たちの神は、すべての神々にまさって偉大な神 だからです。天も、天の天も主をお入れできないのに、いったいだれが主のため に宮を建てる力を持っているというのでしょうか。また、主のために宮を建てる というこの私は、いったい何者でしょう。ただ主の前に香をたくためだけの者で す。 「謙遜なソロモンの姿勢」 これは、ソロモンがエルサレムに神様の神殿と自分が住むための王宮を立てるた めに隣国ツロの王フラムに協力を要請した手紙の一部です。ツロは今のレバノン に当たり、海上交易でとても栄えた国であり、レバノン杉という有名な材木の産 地でもありました。この書簡を読んだフラム王は喜んでソロモンの依頼を承諾し 協力しました。 このソロモンの書簡の言葉には謙遜が表れています。3節には「杉材を売ってい ただけないでしょうか?」とあり、4節では全文が「主の名のために宮を建て て・・・」と神様を礼拝することが主目的であることを伝えています。5節では 神様が偉大なお方であることを述べ、6節では、自分は「ただ主の前に香をたく ためだけの者です」と言っています。 7節と8節では熟練工を送ってくださいと頼んでいますが、各節の末尾に「もち ろん、私のしもべたちも、あなたのしもべたちといっしょに働きます」とイスラ エルの職工はツロの熟練工のお手伝いであると述べています。10節には、労働 する人たちのための食糧として「小麦二万コル、大麦二万コル、ぶどう酒二万バ テ、油二万バテを提供します」と申し出ています。 ソロモンはこの建築工事の主体は、建築材料から職人まですべての働きはツロ王 にあり、自分は手伝いに過ぎないという姿勢を取っているのです。クリスチャン である私たちの仕事について考えれば、すべては主キリストによって行われるの であり、私たちはほんの一部についてお手伝いさせていただいているに過ぎない ということです。私たちは、どれほど謙っても、謙りすぎるということはないの だと教えられました。 祝福を祈ります。