今日の聖句 3月8日(日) 主よ。あなたは、あなたのなさったことで、私を喜ばせてくださいましたから、 私は、あなたの御手のわざを、喜び歌います。 詩篇 92:4 手を置かれると、女はたちどころに腰が伸びて、神をあがめた。 ルカ13:13 ************************************** 今週のテーマ:計りがたい神の知恵 きょうの聖書:1サムエル17:41-49 サムエル記第一17章46節47節 きょう、主はおまえを私の手に渡される。私はおまえを打って、おまえの頭を胴 体から離し、きょうペリシテ人の陣営のしかばねを、空の鳥、地の獣に与える。 すべての国は、イスラエルに神がおられることを知るであろう。この全集団も、 主が剣や槍を使わずに救うことを知るであろう。この戦いは主の戦いだ。主はお まえたちをわれわれの手に渡される。 「ダビデとゴリアテ」 これは、サウル王の時代にイスラエルとペリシテ軍との戦の中で、ペリシテの巨 人戦士ゴリアテとイスラエルの少年兵ダビデが一騎打ちしたときにお互いに名乗 りあったダビデのゴリアテに対する挑戦の言葉です。イスラエル軍はゴリアテを 見て震え上がり戦意を失っていました。しかし、ダビデにはこの戦いで神様がイ スラエルに勝利を与えることが分かっていました。 ゴリアテの身長は2.9メートル、槍の穂先は12s、鎧は100sほどだった と言われています。一方、ダビデの武器は、羊飼い用の杖と石投げ、小石5個を 入れた小袋で、ふだんの羊飼いの仕事で使っている自分の道具だけでした。ダビ デには、神様が主体的に働いてイスラエルを救われるという信仰があるのです。 ダビデが石投げを使って投げた小石はゴリアテの額に食い込み、ゴリアテは顔面 から前倒しに倒れて死にました。ダビデはゴリアテの持っていた刀でゴリアテの とどめを刺して首を切り落とし、イスラエル軍の陣地に引き上げました。ペリシ テ軍は総崩れとなり、圧倒的なイスラエルの勝利となりました。 軍事的にはペリシテ軍の方がイスラエル軍よりもはるかに優勢だったのですが、 神様の戦いは軍事力によるものではありませんでした。神様のが勝つには一粒の 小石だけで十分だったのです。ペリシテ軍はゴリアテが殺されたのを見て狼狽し て、逃走の途中で同士討ちが起こり大敗してしまったのです。ダビデが信じ、ダ ビデを助けた神様は、今日も生きて私たちを助けてくださいます。 祝福を祈ります。