今日の聖句 3月7日(土) 見よ。わたしは、使いをあなたの前に遣わし、 あなたを道で守らせ、わたしが備えた所にあなたを導いて行かせよう。 出エジプト23:20 御使いはみな、仕える霊であって、救いの相続者となる人々に仕えるため遣わさ れたのではありませんか。 ヘブル1:14 ************************************* 今週のテーマ:自由は神から きょうの聖書:申命記32:3-18 申命記32章10節11節12節 主は荒野で、獣のほえる荒地で彼を見つけ、これをいだき、世話をして、ご自分 のひとみのように、これを守られた。わしが巣のひなを呼びさまし、そのひなの 上を舞いかけり、翼を広げてこれを取り、羽に載せて行くように。ただ主だけで これを導き、主とともに外国の神はいなかった。 「ただ主だけ」 これは、モーセが晩年にヨシュアと共にイスラエルの民に語った言葉です。神様 がご自身のみでイスラエルをエジプトから救い出された、異邦の神々である偶像 はイスラエルの救いには関係してない、イスラエルは造り主であり、救い主であ る神様の愛に帰れと歌っています。 エジプトからの、水も無い、食料もない砂漠の旅は40年続きました。飲み水は 岩からほとばしり出、朝ごとに天からマナが降り、イスラエルは神様によって生 かされてきました。それはまるで鷲が雛を背中に載せて運び行くような奇跡の連 続でした。これと同様に私たちは罪の世界から神様の愛の世界へ運び移されたの です。 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざがあります。苦しい経験によって 学んだはずの大事な知恵も、生活が楽になると忘れ去られてしまうということで す。出エジプトという特別な出来事によって養われたイスラエルも例外ではあり ませんでした。神様は御民をご自分のひとみのように守っているのです。 私たち人間が覚えていようと、忘れてしまおうと、神様がこの世界を愛し、導い て動かしているという事実は永遠に変りません。この神様に目を向け、神様の後 に続いて生きていくことが神様から人に対して求められていることなのです。神 様はご自分のかたちに私たち人を造ってくださったのですから。 祝福を祈ります。