今日の聖句 2月26日(木) 私を帰らせてください。そうすれば、帰ります。 主よ。あなたは私の神だからです。 エレミヤ31:18 イエスさま。 あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。 ルカ23:42 ************************************* 今週のテーマ:み声を聞く者 きょうの聖書:マルコ10:17-31 マルコの福音書10章21節 イエスは彼を見つめ、その人をいつくしんで言われた。「あなたには、欠けたこ とが一つあります。帰って、あなたの持ち物をみな売り払い、貧しい人たちに与 えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積むことになります。そのうえで、わ たしについて来なさい。」 「天に宝を積む」 ある時イエス様は「永遠のいのちを自分のものとして受けるためには、私は何を したらよいでしょうか」という質問を受けました。イエス様はこの人が金持ちで あり、ユダヤ教の律法を守っている人だと見て取って、21節のみことばを語り ました。「私は何をしたらよいでしょうか」という言葉の裏には、自分には言わ れたことなら何でもできるという自尊心が隠れています。 イエス様は、自分の働きで永遠のいのちを獲得しようとしているこの人に、持ち 物を売り払ってそのお金を貧しい人々に与えるようにと教えました。この人は、 悲しみながら立ち去りました。この人は、律法を守ることなどのできることはあ っても、自分にできないこと、つまり「欠け」があることが分かったのです。 できない理由は、神様を頼りにせず、自分の力と行ないに頼り、財産に人生の価 値を置いていたからです。この人の生き方は神様を第一に優先していませんでし た。私たちに永遠のいのちを与え、私たちを天の御国に導いてくださるのは神様 なのです。その他のものではありません。 神様のみ声に聴き従って行くには、自己中心的なプライドや、悪い習慣など捨て なければならない物が沢山あります。自分にとって価値あると思われるものをイ エス様のために捨てるなら、イエス様は私たちを豊かに祝福して、捨てた物にま さる更によい物で満たし、実り豊かな人生を与えてくださるのです。 祝福を祈ります。