今日の聖句 2月22日(日) 遠くから主を思い出せ。エルサレムを心に思い浮かべよ。 エレミヤ51:50 確かに、私たちは見るところによってではなく、信仰によって歩んでいます。 2コリント5:7 ************************************* 今週のテーマ:御声を聞くもの きょうの聖書:エレミヤ29:10-14 エレミヤ書29章10節11節 まことに、主はこう仰せられる。「バビロンに七十年の満ちるころ、わたしはあ なたがたを顧み、あなたがたにわたしの幸いな約束を果たして、あなたがたをこ の所に帰らせる。わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っている からだ。−主の御告げ─それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、 あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。・・」 「御声に耳を傾ける」 エレミヤはユダヤがバビロニヤに攻め滅ぼされる直前から滅ぼされた後まで活動 した予言者です。エレミヤは神様の裁きが下る前に悔い改めるようにユダヤ人に 訴え続けましたが、人々はエレミヤの声に耳を貸しませんでした。そればかりか 捕縛し、投獄していたのです。今NHKで放映されている吉田松陰の物語と似て いるところがあります。 ユダヤが滅ぼされて、バビロンに補囚として連行された後、エレミヤは補囚の民 に、バビロンでは「家を建てて住みつき、畑を作って、その実を食べよ」と神様 のみことばを伝えました。また、七十年後には神様はユダヤの人々を顧みてエル サレムに帰還させてくださると言っています。エレミヤは神様のみことばを聞い てそれを神様の民に伝えているのです。 バビロン補囚とエルサレムへの帰還という神様のご計画は、ユダヤ人に「平安を 与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ」と神様のご 計画の意味を伝えています。この大事件を境にしてユダヤの国は神様のご計画通 りに神様の民としての体制が整えられていくことになり、そして信仰の土台が定 まっていくのです。 神様は、常に神様を信じて礼拝している私たちクリスチャンにご自分の計画を打 ち明けています。私たちが神様が私たちに語っていることを心の耳を開いて聞こ うとする姿勢が無くてはならないわけです。そうでないと「わたしはあなたを愛 している」あるいは「あなたの罪は赦された」など神様の恵のみことばも私たち の心に届きません。礼拝のメッセージを通して語って下さる神様の御声に耳を傾 けましょう。 祝福を祈ります。