今日の聖句 2月16日(月) わたしはわたしの羊を、 雲と暗やみの日に散らされたすべての所から救い出して、世話をする。 エゼキエル34:12 疑いを抱く人々をあわれみ、・・・なさい。 ユダ1:22 *************************************** 今週のテーマ:主こそ救いの主 きょうの聖書:詩篇34:1-18 詩篇34篇1節〜4節 私はあらゆる時に主をほめたたえる。私の口には、いつも、主への賛美がある。 私のたましいは主を誇る。貧しい者はそれを聞いて喜ぶ。私とともに主をほめよ。 共に、御名をあがめよう。私が主を求めると、主は答えてくださった。私をすべ ての恐怖から救い出してくださった。 「主をほめよ」 この詩篇も、ダビデがサウル王から命を狙われたときのものです。祭司アヒメレ クに頼み込んで祭壇に捧げられたパンを分けてもらい、ダビデがゴリヤテから奪 った剣を受け取った後、ペリシテのアキシュ王に保護を求めたとき、ダビデの素 性が暴露されたため狂人を装ってその場をしのいだときの詩です。 ダビデはサウルの追跡をかわしてイスラエル全土を逃げ回りましたが、遂に国内 には逃げ場が無くなり、敵地へ逃れていかなければなりませんでした。当然のこ とながら敵地では安息できませんでした。逃げ場所を失ったダビデは神様に保護 を求める以外にどこにも頼れるものは無くなっていたのです。 救いを求めるダビデの祈りに応えて神様は恐怖から救い出すという恵を与えてく ださいました。力を得たダビデはペリシテに攻められれているケイラという町の 救出に立ち上がっていきます。神様は孤立しているダビデに働き場も備えていて くださったのでした。 苦しい状況が続くダビデでしたが、ダビデの口からは讃美の言葉が絶えません。 そして、同じように苦しい状況で忍耐している人たちに、私とともに主をほめよ と呼びかけて励ましています。繰り返し窮地を救われ続けているダビデに与えら れた信仰の確信が、私たち詩篇の読者に希望をもたらしてくださいます。決して 諦めることはありません。主が救ってくださいます。 祝福を祈ります。