今日の聖句 2月11日(水) 知れ。主こそ神。 詩篇100:3 神の御子が来て、真実な方を知る理解力を私たちに与えてくださったことを知って います。 詩篇5:20 ******************************************** 今週のテーマ:主を信じ、主に仕える きょうの聖書:詩篇3:1-8 詩篇3篇4節5節6節 私は声をあげて、主に呼ばわる。すると、聖なる山から私に答えてくださる。セラ 私は身を横たえて、眠る。私はまた目をさます。主がささえてくださるから。 私を取り囲んでいる幾万の民をも私は恐れない。 「泣き言も、弱音も」 この詩篇は、ダビデの次男アブシャロムがダビデ王に対して謀反の軍を仕掛けたと きに、いち早くそれを察知したダビデがエルサレムを捨ててヨルダン川の東に避難 したときの詩です。詩篇にしばしば出てくる「セラ」は休止符と感嘆符を合わせた のようなものだと言われています。 ダビデは戦士でしたが、妻の父親であるサウル王から命を狙われ、息子から謀反を 起こされるなど、或いは息子同士が殺し合うなど家庭的には恵まれませんでした。 しかし、ダビデは苦しい心の中を率直に神様に訴え、祈りの中で神様からの励まし と平安を与えられて、力ある国王として神様に仕えていました。 ダビデは、絶望した人のように弱々しく祈り始めますが、終いには猛々しく神様を 賛美し、自分が神様から預かっているイスラエル国民のために神様からの祝福を祈 っています。祈り始めるときは、信仰心のない人のようですが、祈っている中で信 仰が復活していく様子がうかがえます。 私たちは、御名を呼び、みことばを高らかに唱えて祈り始めることが多いですが、 ダビデのように、打ちしおれた心のままで神様の御前に憐れみを求めて出ていく勇 気も必要であると思います。神様は私たちの泣き言を聞いてくださる御方です。誰 にも言えない弱音をしっかり聞いてくださる御方はイエス様だけかも知れません。 祝福を祈ります。