今日の聖句 2月10日(火) 私は知っています。主は悩む者の訴えを支持し、貧しい者に、さばきを行なわれる ことを。 詩篇140:12 よく聞きなさい。愛する兄弟たち。神は、この世の貧しい人たちを選んで信仰に富 む者とし、神を愛する者に約束されている御国を相続する者とされたではありませ んか。 ヤコブ2:5 ********************************************* 今週のテーマ:主を信じ、主に仕える きょうの聖書:2歴代誌19:4-11 歴代誌第二19章6節7節 さばきつかさたちにこう言った。「あなたがたは自分のする事に注意しなさい。あ なたがたがさばくのは、人のためではなく、主のためだからです。この方は、さば きが行なわれるとき、あなたがたとともにおられるのです。今、主への恐れがあな たがたにあるように。忠実に行ないなさい。私たちの神、主には、不正も、えこひ いきも、わいろを取ることもないからです。」 「主のため」 これはBC.860年頃、アサ王の子であるヨシャパテ王が裁判官を任命したとき の訓辞の言葉の一部です。ヨシャパテはイスラエルのアハブ王から誘われて、隣国 アラムと戦いました。アハブは流れ矢に当たって死に、イスラエル、ユダ連合軍は 大敗を喫し、ヨシャパテは命からがらエルサレムに逃げ帰ってくるという事件があ りました。そのため、ヨシャパテは予見者エフーから忠告を受けました。 その忠告の後、暫くときをおいて、ヨシャパテはユダヤ全国を巡り歩き、ユダの民 を御父への信仰に立ち返らせました。更に、大きな町に裁判官を配置し、エルサレ ムには上級裁判官を任命して国家の体制を立て直したのです。裁判官が厳格に裁判 を行なうことによって国家が正されていくと考えたのです。 さばきつかさと呼ばれる裁判官たちに対してヨシャパテは「あなたがたは自分のす る事に注意しなさい。あなたがたがさばくのは、人のためではなく、主のためだか らです」と語っています。ヨシャパテが神様を大事にしていることがわかります。 私たちの仕事も、私たちが生きることも「人のためではなく、主のためだ」と受け とめました。 人のためとは、人の為と書き、偽という文字になります。自分のためでも、誰彼の ためでもなく、主であるイエス・キリストのために生きる人生を賜わっているのが 私たちクリスチャンであることを改めて思い起こされました。キリストを信じ、キ リストに仕える人生こそ神様に喜ばれる生き方であり、ここにこそ生きがいがある のです。イエス様は私たちにこれを与えるために十字架に死んでくださったのです。 祝福を祈ります。