今日の聖句 2月5日(木) 神よ。私をあわれんでください。私をあわれんでください。 私のたましいはあなたに身を避けていますから。 詩篇57:1 あなたがたは、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知 っているのです。とすれば、なおのこと、天におられるあなたがたの父が、どう して、求める者たちに良いものを下さらないことがありましょう。 マタイ7:11 ************************************* 今週のテーマ:召しはひとつ きょうの聖書:ルツ1:15-22 ルツ記1章16節 あなたを捨て、あなたから別れて帰るように、私にしむけないでください。あな たの行かれる所へ私も行き、あなたの住まれる所に私も住みます。あなたの民は 私の民、あなたの神は私の神です。 「永遠のいのちへの召し」 これは旧約聖書ルツ記の主人公であるルツのことばです。ルツは異邦人モアブの 女性でしたが、飢饉を避けるためにユダヤのベツレヘムから移住してきたイスラ エル人の男性と結婚していました。舅も夫も死に、姑と嫁だけが残され、ユダヤ では麦が穫れるようになったという情報が入りました。 姑であるナオミは嫁を実家に帰して自分はベツレヘムへ帰ろうとしましたが、嫁 のルツは姑と別れることを強く拒みました。ルツはナオミの御父への信仰を見て 自分も御父への強い信仰心を持つようになっていたのです。ナオミとルツの間に は信仰を通して強い絆が生まれていたのです。 血縁の絆とはとても強いものがあります。切ろうとしたくらいでは切れません。 信仰による絆は血縁の絆の力をはるかに上回るものがあります。それは、人生の 目的が同じだからです。ですから、同じ家族が同じキリストへの信仰を持ったら その関係は素晴らしい絆で結び合わされることになります。 私たちの信仰に「永遠のいのち」があります。これは、キリストと私たちの間に ある、永遠不滅の愛の絆のことです。イエス・キリストは十字架の死と復活によ って永遠のいのちの関係を樹立し、今も尚、継続的に私たちをこの永遠のいのち に招いていてくださるのです。嬉しくもありがたい話です。 祝福を祈ります。