今日の聖句1月28日(水) 主を恐れることは悪を憎むことである。 箴言8:13 あなたがたも、自分は罪に対しては死んだ者であり、 神に対してはキリスト・イエスにあって生きた者だと、思いなさい。 ローマ6:11 ************************************* 今週のテーマ:祈りの目標 きょうの聖書:ヤコブ1:5-18 ヤコブの手紙1章5節6節 あなたがたの中に、知恵の欠けた人がいるなら、その人は、だれにでも惜しげな く、とがめることなくお与えになる神に願いなさい。そうすればきっと与えられ ます。ただし、少しも疑わずに、信じて願いなさい。疑う人は、風に吹かれて揺 れ動く、海の大波のようです。 「物事の本質」 神様の知恵を求めて祈るように教えられています。神様は私たちに知恵を与えて くださる御方ですから、神様を信じて祈るならば必ず知恵を得ることができるの です。ダビデの子であり、イスラエルの第三代国王に就任したソロモンも就任し た直後に神様に祈り求めたものは、国王としての国民を治める知恵でした。 知恵とは、物事の理を悟り、適切に処理する能力のことです。物事を適切に処理 するには、物事の本質や実態、様々な関係を十分に把握する必要があります。こ れらは慌てずに神様に祈りながら求めていく必要があるのです。神様は解決の道 を用意していてくださる御方でかから、神様に信頼して願うことが大事です。 神様が現わした最大の知恵は、イエス・キリストの十字架と復活の出来事です。 神様の愛と神様の義という相反する二つのことを同時に実行するには神様の御子 イエス様が十字架で死にそして復活するということ以外にはありませんでした。 神様の知恵を実行して物事を解決するには大きな痛みが伴うことがありますが、 この場面で必要になることが、神様を疑わないということなのです。 物事の理、物事の本質と実態を見極める習慣を身につけていく努力が私たちに必 要なことであると教えられます。自分の気持ちや感情、或いは自分が得するか、 損するか、というような考えでは知恵には到達できません。愛によって全世界を 救おうとしている神様の基本路線を踏まえて生きていくことです。主を恐れるこ とが知恵の初めなのです。 祝福を祈ります。