今日の聖句1月22日(木) あなたの神、主が、あなたを良い地に導き入れようとしておられるからである。 申命記8:7 御使いはまた、私に水晶のように光るいのちの水の川を見せた。それは神と小羊 との御座から出て、都の大通りの中央を流れていた。川の両岸には、いのちの木 があって、十二種の実がなり、毎月、実ができた。また、その木の葉は諸国の民 をいやした。 黙示録22:1-2 ************************************* 今週のテーマ:聖霊による祈り きょうの聖書:エペソ3:1-9 エペソ人への手紙3章6節7節 福音により、キリスト・イエスにあって、異邦人もまた共同の相続者となり、と もに一つのからだに連なり、ともに約束にあずかる者となるということです。私 は、神の力の働きにより、自分に与えられた神の恵みの賜物によって、この福音 に仕える者とされました。 「福音に仕える者」 ユダヤ社会には、イスラエル人を神の民、又は、選民と呼び、イスラエル人以外 の外国人を異邦人と呼ぶ習慣がありました。神の民には救いがあり、異邦人には 救いは与えられないと考えられていたのです。その習慣はイエス・キリストの十 字架の出来事の頃も変りませんでした。 そこで神様は、ユダヤ人によるクリスチャンの迫害を逆手にとって、強制的にク リスチャンを異邦人社会へ送り出し、異邦人伝道を進めました。その動きの中で 迫害の先鋒に立っていたパウロが救われて、異邦人伝道の働きを担うことになっ たのです。これはキリストからの直接任命でした。 イスラエルのエルサレムで起こった、キリストの十字架と復活に基づく全人類に 対する救いの御業を、全世界の聖書を読んだことのない人々に広めていくことは 私たち人間の肉眼では見ることのできない、神様の御霊によってだけ可能なこと でした。聖霊である神様がパウロを用いて宣教の働きをされたのです。 選民と異邦人の一致と協力によって、キリスト教会を建てあげるという大事業は 現代のクリスチャンにとっても大きな使命として引き継がれてきています。この 働きは聖霊による祈りによらなければ達成されることではありません。エルサレ ムから異邦人社会へ流れ出した神様の愛と救いは、今は、イスラエルへ向けて流 れ込もうとしているのです。 祝福を祈ります。