今日の聖句1月18日(日) 私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろう。 ヨブ1:21 私たちは何一つこの世に持って来なかったし、また何一つ持って出ることもでき ません。衣食があれば、それで満足すべきです。 1テモテ6:7-8 ************************************** 今週のテーマ:聖霊による祈り きょうの聖書:ローマ1:8-17 ローマ人への手紙1章15節16節 私としては、ローマにいるあなたがたにも、ぜひ福音を伝えたいのです。私は福 音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、信じるすべ ての人にとって、救いを得させる神の力です。 「福音を伝えたい」 このローマ人への手紙を書いた人はパウロです。パウロはクリスチャンになる前 は熱心なユダヤ教徒で、しかも熱烈なパリサイ派に属していて、キリストと教会 とに激しく反抗する人でした。キリストの十字架と復活の意味を理解したパウロ はキリストへの反抗をピタッと止めて、十字架と復活によってもたらされた福音 の宣教者になったのです。 パウロはクリスチャンになる前は、心のきよい人になろうと思ってもきよくなれ ず、死後の復活を信じようと思っても信じることができないという悩みを抱えて いましたが、イエス・キリストを信じて心に受け入れたときに、心がきよくなり 死後の復活も信じることができるようになりました。 この経験が、パウロにキリストの福音を伝えたいという強い願望を抱かせたので す。パウロのように反キリストの人生を生きていた人でさえ、キリストは赦して 宣教者という新しい仕事を与えて、祝福された人生を生きられるようにしている ので、福音は信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です、と言い切 れるのです。 神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。こ れはパウロが書いたテモテへの手紙第一2章4節のみことばです。パウロは神様 の願望をしっかり受けとめ、神様の願望を自分の心からの祈りとして生きている のです。それが聖霊の祈りです。パウロはローマへ行き、ローマの人々に福音を 伝えることができました。 祝福を祈ります。