今日の聖句 12月26日(金) ああ。渇いている者はみな、水を求めて出て来い。 イザヤ55:1 わたしは、渇く者には、いのちの水の泉から、価なしに飲ませる。 黙示録21:6 ************************************** 今週のテーマ:贖い主の誕生 きょうの聖書:マタイ2:7-12 マタイの福音書2章11節12節 そしてその家にはいって、母マリヤとともにおられる幼子を見、ひれ伏して拝ん だ。そして、宝の箱をあけて、黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげた。それ から、夢でヘロデのところへ戻るなという戒めを受けたので、別の道から自分の 国へ帰って行った。 「博士たちの礼拝」 これは東の国から来た博士たちの話です。キリストの誕生を知らす天の星は博士 たちをヨセフとマリヤとイエス様が滞在していた家に案内しました。博士立ちは その場で、ひれ伏して幼子イエス様を礼拝し、宝物である黄金と高価な乳香と没 薬を贈り物として献げました。 乳香は南アラビヤで産出される樹液の結晶で、香水、香料、医薬品、嗜好品とし て用いられるものです。昔は金と等価交換される物でしたが、今は100グラム 3万円くらいで販売されています。没薬は北アフリカで産出される樹液で医薬品 として、また、防腐剤として用いられる物で価値は乳香とほぼ同じです。 博士たちは黄金を王様であるキリストへの献げもの、乳香を神様への献げもの、 没薬は埋葬される遺体に塗るための物という意味があります。博士たちは幼子を キリストとして礼拝し、神様として礼拝し、十字架と復活によって世界を救う贖 い主として、自分の持つ最上の物を献げて礼拝したということです。 博士たちは、幼子から何かの見返りを期待することはありませんでした。ただ、 イエス様をイエス様としてだけ礼拝し、あっさり母国へと帰っていきました。そ れは純粋な礼拝でした。私たちにも、この純粋な礼拝が求められているように思 います。イエス様がキリストだから礼拝するという礼拝です。 祝福を祈ります。