今日の聖句 12月25日(木) 昔よりの神は、住む家。 申命記33:27 ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。 父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに 満ちておられた。 ヨハネ1:14 今週のテーマ:贖い主の誕生 きょうの聖書:ルカ2:8-15 ルカの福音書2章10節11節12節 御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のため のすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのた めに、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがた は、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あ なたがたのためのしるしです。」 「存在の祝福」 この夜、ベツレヘム近くの野原で羊飼いたちが羊の番をしていたとき、天使が現 われて闇夜を照らしたので、この人たちは恐怖に包まれました。天使は彼らに、 恐れることはありませんと言い、救い主の誕生を告げたのです。この羊飼いたち が世界で一番早くイエス・キリストを礼拝することになりました。 救い主の目印は「布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりご」でした。い くら宿屋が一杯だとしても「飼い葉桶に寝かされる」という状況はまさに貧しさ の象徴のように思います。神の御子キリストが人としてこの世界にやってきて、 貧しさの中に生まれたということは大変重要な意味を持っていると思います。こ のお方には貧困という苦労が身にしみてわかるからです。 この救い主には定住のための事務所もビルもありませんでした。常に貧しさの中 に、一面では身軽であり、別の見方では困難の中に生きたのです。この世では、 まるで居場所を持たない生き方をしていたイエス様ですが、彼は常に居場所のな いような人たちへの働きかけています。「すべて、疲れた人、重荷を負っている 人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます」と いう招きです。 イエス・キリストは私たちに安住・安息の地を与えてくれる救い主なのです。そ れは私たちの存在への祝福です。私たちの存在を認め、私たちの存在を喜び、私 たちの存在を祝福してくださる神様なのです。私はキリストから私の存在を祝福 されて救われました。誕生日を祝われることは誰にとっても嬉しいことです。キ リストの誕生を心から感謝します。 祝福を祈ります。