今日の聖句 12月11日(木) あなたがたは夕暮れには肉を食べ、朝にはパンで満ち足りるであろう。 あなたがたはわたしがあなたがたの神、主であることを知るようになる。 出エジプト16:12 イエスは弟子たちを呼び寄せて言われた。「かわいそうに、この群衆はもう三日 間もわたしといっしょにいて、食べる物を持っていないのです。彼らを空腹のま まで帰らせたくありません。途中で動けなくなるといけないから。」 マタイ15:32 ************************************** 今週のテーマ:神への献身 きょうの聖書:創世記22:15-18 創世記22章16節17節 あなたが、このことをなし、あなたの子、あなたのひとり子を惜しまなかったか ら、わたしは確かにあなたを大いに祝福し、あなたの子孫を、空の星、海辺の砂 のように数多く増し加えよう。 「与える幸い」 これは神様がアブラハムに語っている言葉です。アブラハムは100歳になって 始めて自分の相続人となるイサクを与えられました。イサクが少年になったとき 神様はアブラハムに「全焼のいけにえとしてイサクをわたしにささげなさい」と 命じました。 アブラハムは悩んだ末、神様に指定された場所で、刀を取って自分の子を殺そう としました。そのとき神様は「あなたの手をその子に下してはならない。その子 に何もしてはならない」と言ってアブラハムを制止し「あなたは、自分のひとり 子さえ惜しまないでわたしにささげた」とアブラハムの信仰を認めたのです。 それで、神様はアブラハムに子孫の繁栄を約束して「あなたの子孫によって地の すべての国々は祝福を受けるようになる」と祝福したのです。自分が幸福になる ためというより、むしろ、神様の祝福を他の人々に取り次ぐために、全面的に神 様に従う人が求められているのです。 神様は「神様の永遠の愛を受け、神様の永遠の愛を世界に証しする人になるため に神様に献身してください」と私たちに迫っています。自分の幸福を優先するよ りも他の人の幸福を優先する方が、より豊かな人生を送ることが出来るのです。 受けるより与える方が幸いなのです。 祝福を祈ります。