今日の聖句 11月12日(水) 主は私をきびしく懲らしめられた。しかし、私を死に渡されなかった。 詩篇118:18 愛する者たち。あなたがたを試みるためにあなたがたの間に燃えさかる火の試練 を、何か思いがけないことが起こったかのように驚き怪しむことなく、むしろ、 キリストの苦しみにあずかれるのですから、喜んでいなさい。それは、キリスト の栄光が現われるときにも、喜びおどる者となるためです。 1ペテロ4:12 ************************************* 今週のテーマ:終わりの時 きょうの聖書:ダニエル7:11-14 ダニエル書7章13節14節 私がまた、夜の幻を見ていると、見よ、人の子のような方が天の雲に乗って来ら れ、年を経た方のもとに進み、その前に導かれた。この方に、主権と光栄と国が 与えられ、諸民、諸国諸国語の者たちがことごとく、彼に仕えることになった。 その主権は永遠の主権で過ぎ去ることがなく、その国は滅びることがない。 「望信」 「人の子」という言葉は「救い主」という意味です。新約聖書の中でイエス様は この言葉をご自分を表わす言葉として用いられました。天の雲は人の子が神であ ることを表わしています。黙示録にもキリストは人の子として登場し、天の雲に 乗って現われています。 政治や国家の力では到底実現できない、栄光に輝く神の国はキリストによっても たらされると予告されている文です。イエス・キリストは十字架の死と復活によ って全世界を救いに導きましたが、今なお、多くの人々が言いがたい苦しみの中 におかれています。 しかし、御働きを始めた神様は必ずご自分の御業を完成される方です。最後には キリストが再臨して、神様の創造の御計画と、神様の御救いのご計画をことごと く完成させてくださるのです。キリストは受動的にではなく、能動的にご自分の 主権でこれを成し遂げるのです。その主権は不滅です。 私たちは神様の御子イエス・キリスト様が再び天の雲に乗ってこの世界に降りて 来てくださる日を待ち望んで信仰生活を営んでいます。キリストの再臨を待ち望 む信仰が私たちの互いに愛し合い、互いに赦し合って生きるいのちの原動力にな っているのです。 祝福を祈ります。