今日の聖句 11月9日(日) 人はパンだけで生きるのではない、人は主の口から出るすべてのもので生きる 申命記8:3 なくなる食物のためではなく、いつまでも保ち、永遠のいのちに至る食物のため に働きなさい。それこそ、人の子があなたがたに与えるものです。この人の子を 父すなわち神が認証されたからです。 ヨハネ6:27 ************************************* 今週のテーマ:終わりの時 きょうの聖書:マタイ24:3-8 マタイの福音書24章4節5節 そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「人に惑わされないように気をつけな さい。わたしの名を名のる者が大ぜい現われ、『私こそキリストだ。』と言って、 多くの人を惑わすでしょう。・・」 「惑わし」 弟子たちはひそかに「あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆がある のでしょう」とイエス様に質問しました。それに対するイエス様の答えが「人に 惑わされないように気をつけなさい」ということでした。私たちにとって大事な ことは、イエス様のことばを信じて、愛と誠実を失わずに生きていくことです。 終末と再臨という大きなテーマの前で不安になる人々に対して、サタンが人を通 して惑わしを仕掛けてくるので気を付けなさいという教えです。イエス様の回答 は25章の終わりまで続き、最後は「まことに、おまえたちに告げます。おまえ たちが、この最も小さい者たちのひとりにしなかったのは、わたしにしなかった のです」で締めくくられています。 キリストに接するように、すべての人に敬愛の気持ちを持って接して生きていく ことが一番大切なことなのです。自分の目の前にいる人を見下すような態度を取 ってはならないということです。神を愛し、人を愛せというイエス様のご命令を しっかり守って生きていくことが終末と再臨への最善の備えだということです。 クリスマスにはしばしば、靴屋のマルチンという物語が紹介されたり演じられた りします。マルチンは仕事をしながら、盗みを働いた少年にも、子供を抱え寒さ で凍える若い母親にも、大雪の中で一日中雪かきをする老人にも、イエス様に対 するように愛と誠実を尽くしたという話です。私たちの信仰がマルチンように成 熟していくことが花婿であるキリストの花嫁としての準備なのです。 祝福を祈ります。