今日の聖句 11月8日(土) 主はわきまえのない者を守られる。 私がおとしめられたとき、私をお救いになった。 詩篇116:6 どうか父が、その栄光の豊かさに従い、御霊により、力をもって、あなたがたの 内なる人を強くしてくださいますように。 エペソ3:16 ************************************* 今週のテーマ:主の日 きょうの聖書:ヨエル2:1-3 ヨエル書2章1節2節 シオンで角笛を吹き鳴らし、わたしの聖なる山でときの声をあげよ。この地に住 むすべての者は、わななけ。主の日が来るからだ。その日は近い。やみと、暗黒 の日。雲と、暗やみの日。山々に広がる暁の光のように数多く強い民。このよう なことは昔から起こったことがなく、これから後の代々の時代にも再び起こらな い。 「神のいつくしみと厳しさ」 ヨエルは南ユダ王国でBC.800年代に活動した預言者です。その頃のユダは ヨアシュ王が治めていました。北イスラエル王国ではエフーが王座に就き、預言 者はエリシヤでした。ユダの人々は、繁栄し、満足していました。そして、神様 の存在を当たり前だと思い、自己中心と偶像礼拝の罪に陥っていました。 ヨエルは、このような生活スタイルでは神様の裁きは決して免れることはできな いと警告したのです。2章13節で「あなたがたの神、主に立ち返れ。主は情け 深く、あわれみ深く、怒るのにおそく、恵み豊かでわざわいを思い直してくださ るからだ」と語って、悔い改めることを命じました。 シオンとはエルサレムのことです。角笛を吹くのは祭司の務めです。ヨエルは、 宗教指導者たちに自ら悔い改め、国民全体に御父の深い愛の中に立ち戻ってくる ように指導しなさいと語っているのです。今の時代にも通じています。私たちも 自己中心と偶像礼拝から離れなければなりません。 パウロはローマ人への手紙の中で「見てごらんなさい。神のいつくしみときびし さを。倒れた者の上にあるのは、きびしさです。あなたの上にあるのは、神のい つくしみです。ただし、あなたがそのいつくしみの中にとどまっていればであっ て、そうでなければ、あなたも切り落とされるのです」(ローマ11:22)と書いてい ます。11月は、年末に向け、この一年を反省する時期になっているのです。 祝福を祈ります。