今日の聖句 10月14日(火) 私は心を尽くして主に感謝します。あなたの奇しいわざを余すことなく語り告げ ます。 詩篇9:1 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があ なたがたに望んでおられることです。 1テサロニケ5:18 ************************************** 今週のテーマ:主にゆだねる きょうの聖書:ルカ17:7-10 ルカの福音書17章10節 自分に言いつけられたことをみな、してしまったら「私たちは役に立たないしも べです。なすべきことをしただけです」と言いなさい。 「善行と自尊心」 私たちが神様に従うとき、その「従い」は当然のことなのです。私たちはかつて は罪の奴隷であり、自由に生きるということができないものだったのです。しか し、キリストは一命を身代金として私たちを罪の力から救出して、神の子として 生きられるようにしてくださったからです。 造り主である神様の元に立ち帰った私たちが、喜んで神様にお従いするのは当然 のことだということです。私たちの神様への従いは、互いに愛し合うこと、互い に赦しあうこと、心を合わせて神様を礼拝することです。神様に仕えることがで きるということは私たちに与えられた特権なのです。 ところが、私たちは何かの奉仕をしたときに、特別な何かの報いを期待するよう なことがあるかも知れません。自分の功績を認めてもらいたいような気持ちにな ることがあるのです。せめて、お礼の一言も欲しいとか、褒めてもらいたいとか そういう意識です。それは間違った自尊心です。 善行は尊いことです。でも善行は褒められるためにするものではありません。 私たちが善い行いをする前に、キリストの大きな犠牲があったということを忘れ て、自分が偉い存在であると思ってはならないとイエス様が教えているのです。 私たちは赦されて生きているのです。「なすべきことをしただけです」と答える 以外にはありません。 祝福を祈ります。