今日の聖句9月29日(月) わたしはあなたに命じたではないか。 強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。 ヨシュア1:9 私は、自分の信じて来た方をよく知っており、また、その方は私のお任せしたも のを、かの日のために守ってくださることができると確信しているからです。 2テモテ1:12 ************************************* 今週のテーマ:耐え忍ぶ きょうの聖書:2テモテ2:1-13 テモテへの手紙第二2章9節10節 私は、福音のために、苦しみを受け、犯罪者のようにつながれています。しかし 神のことばは、つながれてはいません。ですから、私は選ばれた人たちのために すべてのことを耐え忍びます。それは、彼らもまたキリスト・イエスにある救い と、それとともに、とこしえの栄光を受けるようになるためです。 「神のことばは、つながれてはいません」 70年前の戦時中、多くの牧師や信者が逮捕され、拘束されていました。当時の 日本のキリスト教会では「神のことばは繋がれず」を合い言葉のようにして、祈 り会い、励まし合っていました。事実、牧師たちの身体は拘置所や刑務所にあり ましたが、神様のみことばは常に生きて働き、当時のクリスチャンにいのちを注 ぎ続けていたのです。 毎年、6月の第四日曜日に新宿の淀橋教会を会場に、弾圧記念聖会が開催されて います。聖協団では初代理事長の森五郎先生や飯田教会の井上かをる先生が収監 されていました。先生方は逃げも隠れもせず、胸を張って警察署に出頭していっ たそうです。それは、神様のみことばは真実であり、イエス・キリストの救いを 現実に体験していたからです。この聖会はそういう先生方の証言を語り継いでい るのです。 牧師の家族、特に子どもたちには、学校や地域社会で神社礼拝や宮城遙拝を強制 されたりという困難もありました。幼い者たちにとっては教師や学友からの批判 は耐え難いほどの出来事だったに違い在りません。しかし、当時のクリスチャン はみことばへの信仰を曲げることはしませんでした。そのために今、私たちが恵 に与っているのです。 キリストを信仰することや福音を宣べ伝えることについて、妨害されたり、嫌が らせを受けても、怖じ気づいたり、怯んだりする必要はないのです。むしろ、自 分がクリスチャンであることを学校や職場で発表して、キリストを信じて生きる 生き方を世間に現すようにした方が良いのです。前向きに生きることです。キリ ストが私たちとともにいて助けてくださいます。 祝福を祈ります。