今日の聖句9月12日(金) 私の神によって私は城壁を飛び越えます。 詩篇18:29 私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあ っても、圧倒的な勝利者となるのです。 ローマ8:37 ************************************* 今週のテーマ:へりくだる きょうの聖書:1歴代誌29:10-16 歴代誌第一29章14節 まことに、私は何者なのでしょう。私の民は何者なのでしょう。このようにみず から進んでささげる力を保っていたとしても。すべてはあなたから出たのであり 私たちは、御手から出たものをあなたにささげたにすぎません。 「良い薬」 これは、晩年に至ったダビデ王がエルサレム神殿建設に際して祈った言葉の一部 です。神殿建設に必要な資金と財宝、資材は既に国民の積極的な献げものによっ て準備されていました。ダビデは神殿建設を心がけ、着々と準備を進めていたの です。しかし神様はダビデには神殿建設をさせませんでした。 『あなたはわたしの名のために家を建ててはならない。あなたは戦士であって、 血を流してきたからである』と神様から申し渡されていたのです。ダビデは自分 の人生の中で犯した罪を自覚していたのです。それで建設事業はソロモン王に引 き継がれることになりました。 私たちはダビデを尊敬し、ダビデの祈りに学び、ダビデの信仰に倣おうとしてい ます。それはダビデが常に神様に対して謙遜な姿勢をとり続けているからです。 一人の羊飼いの少年が選ばれて一国の王になり、富も名声も手に入れました。し かし、ダビデ自身は、自分は神様の御前では取るに足りない弱者であると承知し ているのです。 自分が手にした物はすべて神様の物であり、神様から与えられた物であるので、 献げるといっても、お返しするに過ぎないと告白しています。人生の終盤にいた って、自分の手柄や功績は何もない、というのがダビデの本心であるわけです。 私などは他の人からの褒め言葉を期待するようなものですので、ダビデの残した 言葉は謙遜への良い薬になります。 祝福を祈ります。