今日の聖句9月9日(火) 愛とあわれみによって主は彼らを贖い、 昔からずっと、彼らを背負い、抱いて来られた。 イザヤ63:9 あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。 エペソ2:8 ************************************* 今週のテーマ:へりくだる きょうの聖書:箴言25:6-10 箴言26章7節8節 高貴な人の前で下に下げられるよりは、「ここに上って来なさい」と言われるほ うがよいからだ。あなたがその目で見たことを、軽々しく訴えて出るな。そうで ないと、あとになって、あなたの隣人があなたに恥ずかしい思いをさせたとき、 あなたはどうしようとするのか。 「愛と赦し」 これは現実のユダ王国内部の政局に絡んだ話です。高貴な人とは、ヒゼキヤ王の ことです。王に仕える高官に、国王を悩ませるようなことをするならば王宮から 遠ざけられますよ、と警告していることばです。王様の指図を待ち、王様の指図 に従って働けば側近に取り立てられるようになると言っているのです。 イエス様はこの箴言をルカ14:7-11でたとえ話にして教えています。自分の栄達 を求めるのではなく、神様から与えられた仕事を忠実に、靜に達成していく方が 良いという教えです。外部から私たちクリスチャンを見ている人たちは、私たち の神様への忠実な従いを見て御名を崇めるようになるのです。 安易に告発者になってはいけないということで、裁判のことについても教えてい ます。たとえ、自分の目で見たことであっても物事には背後に事情や経緯という ものがあります。肉眼で見ただけでは真実にも真理にも届けない場合が多々ある ものです。ここ数日、朝日新聞が記事の内容の件で大わらわになっています。 神様に指図するような傲慢な人間ではいけませんし、勝手に他人を罪人として告 発するようなこともしてはいけないのです。キリストが人を愛したように私たち も愛し合い、キリストが私たちを赦したように私たちも互いに赦しあって生きて いくというところに神様へのへりくだりがあるのです。 祝福を祈ります。