今日の聖句9月2日(火) 主を呼び求める者すべて、まことをもって主を呼び求める者すべてに主は近くあ られる。 詩篇145:18 何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによっ て、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。 ピリピ4:6 ************************************* 今週のテーマ:いのちに通じる門 きょうの聖書:1列王記19章11-16 列王記第一19章12節13節 地震のあとに火があったが、火の中にも主はおられなかった。火のあとに、かす かな細い声があった。エリヤはこれを聞くと、すぐに外套で顔をおおい、外に出 て、ほら穴の入口に立った。すると、声が聞こえてこう言った。「エリヤよ。こ こで何をしているのか。」 「細い声」 エリヤはカルメル山近くのキション川でバールの予言者たちと大きな戦いを戦っ て見事に勝利した後、バール礼拝総元締めのイゼベル王妃から命を狙われると、 尻を端折ってまっしぐらに南部の砂漠地帯を経てシナイのホレブまで逃げ去りま した。そこの洞穴に潜んでいたとき神様からの語りかけを受けました。 神様の声を聞いて洞穴から出ましたが、岩を砕くほどの風の中にも、その後の地 震の中にも、さらに火の中にも神様の姿は見えませんでした。しかし、火の後に かすかな細い声が聞こえました。そして神様は、信仰の回復したエリヤに、ハザ エルを隣国アラムの王に、エフーをイスラエルの王に立て、エリシヤを自分の後 継者に立てなさいと命じて、エリヤを預言者として再起させました。 大指導者や大集会などの中にだけ神様を見ようとすると神様を見失う恐れがあり ます。エリヤには細く優しい声が神様の御声だと分かったのです。神様の優しい 語りかけに耳を傾けることが大事です。それによって神様との交わりが回復する のです。放送局がラジオやテレビの電波を発し続けているように、神様は私たち にむけてみことばを語り続けていてくださいます。 私たちの日常は様々な騒音や雑音、悲鳴や苦情などに包まれています。そのため に神様の御声を聞く機会を失ってしまいます。朝早くおきて神様の前に立ち、あ るいは、ねる前に神様の御前で心を静めて御声と導きを求めて祈ることが大事な のです。赤ちゃんを抱きしめるお母さんのように、神様は私たちを恵のみことば で癒してくださいます。 祝福を祈ります。