今日の聖句8月22日(金) 自分の神を知る人たちは、堅く立って事を行なう。 ダニエル11:32 私は、自分はすでに捕えたなどと考えてはいません。 ただ、この一事に励んでいます。 ピリピ3:13 ************************************* 今週のテーマ:絶望との戦い きょうの聖書:詩篇27:3-5 詩篇27篇3節4節 たとい私に向かって陣営が張られても、私の心は恐れない。たとい戦いが私に向 かって起こっても、それにも、私は動じない。私は一つのことを主に願った。私 はそれを求めている。私のいのちの日の限り、主の家に住むことを。主の麗しさ を仰ぎ見、その宮で、思いにふける、そのために。 「愛と勇気」 これはダビデ王の詩篇です。ダビデの人生は青年期から晩年に至るまで戦いの連 続でした。しかしダビデを悩ませたのは家族や部下などの身内の者たちでした。 舅のサウル、子のアブサロム、子どもたち同士の間の争い、部下の不従順等々で す。信仰に篤く、戦いには勇ましかったダビデでしたが家庭内には問題が絶えま せんでした。 ダビデはこの詩篇で、自分に向かって苦難が襲いかかってくることを敵軍に包囲 される様子に例えて言い表しています。大きな恐れに包まれそうになっています が、ダビデは恐れに対する自分の心と立場を確立していることが分かります。そ れは「私は一つのことを主に願った」という言葉で述べられています。 その願いとは、神様の御臨在の前で生きることであり、神様を礼拝することに専 念するということです。神様を第一にするということで「はら」が決まると不安 や恐怖心が消滅してしまうということがあります。多くのクリスチャンが経験し ていることです。問題に対して腹をくくってかかるということです。 神様は私たちに「神様の愛と恵みを喜ぶ」ということを選択させて下さいます。 ここが決断の下しどころだと思います。他人の顔色や中傷の言葉などは神様の大 きな愛の前では風に吹き飛ばされる枯れ葉のようなものです。神様と堅い愛の絆 で結ばれている人は勇気を持って生きていけるのです。 祝福を祈ります。