今日の聖句8月19日(火) それにしても、神ははたして地の上に住まわれるでしょうか。実に、天も、天の天も、あな たをお入れすることはできません。まして、私の建てたこの宮など、なおさらのことです。 1列王記8:27 キリストがあなたがたの信仰によって、あなたがたの心のうちに住んでいてくださいます。 エペソ3:17 ************************************** 今週のテーマ:絶望との戦い きょうの聖書:ヘブル11:8-12 ヘブル人への手紙11章9節10節 信仰によって、彼は約束された地に他国人のようにして住み、同じ約束をともに 相続するイサクやヤコブとともに天幕生活をしました。彼は、堅い基礎の上に建 てられた都を待ち望んでいたからです。その都を設計し建設されたのは神です。 「堅い基礎」 アブラハムは75歳の時に「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を 出て、わたしが示す地へ行きなさい」という命令を受けて、目的地を指定されな いまま旅に出ました。これはアブラハムが神様のことばを直接聞いたからで、ま た、神様のことばにはは間違いがないことを信じていたからできたことです。 更に、カナン定住後も他国人のような天幕生活をしました。後の時代のイサクや ヤコブも同じ天幕生活をしました。カナンに定住したあとも、天幕生活を継続し たのは、神様の示す地はカナンではないと知っていたからです。神様はアブラハ ムを神様の御国へ行かせようとしていたのです。 生まれ故郷を出ること、目的地が不明であること、天幕生活を止められないこと 等は75歳の老人にとっては大きな不安材料だろうと思われます。しかしアブラ ハムは「堅い基礎の上に建てられた都(神様の御国)を待ち望んでい」たので、そ の不安を乗り越えることができたのです。 今、私たちもキリストの再臨と共に現れる神様の御国を待ち望んでいます。神の 国への希望は何ものによっても削がれることがありません。それを約束した神様 が限りなく真実な方であることが分かっているからです。イエス様の存在とイエ ス様の約束のことばこそ私たちの人生にとって堅い基礎そのものなのです。 祝福を祈ります。