今日の聖句8月17日(日)

わたしはイスラエルの中に七千人を残しておく。
これらの者はみなバアルにひざをかがめず、バアルに口づけしなかった者である。
１列王記19:18

約束された方は真実な方ですから、私たちは動揺しないで、しっかりと希望を告白
しようではありませんか。
ヘブル10:23

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今週のテーマ：絶望との戦い
きょうの聖書：1列王記19:4-6

列王記第一１９章５節６節

彼がえにしだの木の下で横になって眠っていると、ひとりの御使いが彼にさわって
「起きて、食べなさい。」と言った。彼は見た。すると、彼の頭のところに、焼け
石で焼いたパン菓子一つと、水のはいったつぼがあった。彼はそれを食べ、そして
飲んで、また横になった。

「パンと水」

これは北イスラエル王国で活動した預言者であるエリヤの物語です。北イスラエル
にはバール信仰が入り、国全体が偶像礼拝に染まっていました。主導者はアハブ王
とイゼベル妃です。エリヤは大胆にイスラエル北部のカルメル山近くに流れるキシ
ョン川でバールの預言者と戦い、【主】が真の神様であることを証明しました。

それを聞いた王妃イゼベルがエリヤを殺すと言っていることがエリヤの耳に入りま
した。エリヤは恐怖に包まれ、南ユダ王国の南部の町ベール・シェバを通って更に
南の砂漠地帯へと逃げ去っていきました。その時、主がエリヤにパンと水を与えて
励まし、エリヤはシナイ半島の神の山ホレブへ進んで行くことができました。

大きな働きを成し遂げた後、疲労困憊の状態に陥ることはしばしばあることです。
エリヤにしても、心身共に疲れ果ててしまったわけです。そんな時に自分に殺害の
刃が向けられていると知ったら絶望に襲われるのが普通だと思います。エリヤは一
目散で逃げました。しかし、神様はエリヤと共にいて下さいました。

イエス様は私たちにいのちの水を与えてくださる方であり、わたしがいのちのパン
ですとも言われました。エリヤにパンと水を与えた神様は、イエス・キリストとし
て私たちにご自身を与え、力を与え、生かしてくださいます。私たちはどんな大き
な絶望の中におかれても、キリスト・イエスにある神の愛から引き離されることは
ありません。パンと水はいつも私たちの目の前に置かれているのです。

祝福を祈ります。