今日の聖句7月30日(水) あなたはさばきを曲げてはならない。人をかたよって見てはならない。わいろを 取ってはならない。わいろは知恵のある者の目をくらませ、正しい人の言い分を ゆがめるからである。 申命記 16:19 互いの栄誉は受けても、唯一の神からの栄誉を求めないあなたがたは、どうして 信じることができますか。 ヨハネ5:44 ************************************* 今週のテーマ:助け合う きょうの聖書:エステル8:3-6 エステル記3章5節 もしも王さま、よろしくて、お許しが得られ、このことを王さまがもっともとお ぼしめされ、私をおいれくださるなら、アガグ人ハメダタの子ハマンが、王のす べての州にいるユダヤ人を滅ぼしてしまえと書いたあのたくらみの書簡を取り消 すように、詔書を出してください。 「助ける勇気」 エステルはユダヤ人であり、同時にペルシャのアハシュエロス王の后でもありま す。両親はすでになく、叔父のモルデカイが彼女を助けていました。アハシュエ ロス王に仕えるペルシャの大臣であるハマンはとても悪い人でした。モルデカイ がハマンにお辞儀をしないのを怒って、王様をそそのかし、ユダヤ人を皆殺しに する王命を発布してしまったのです。 かつて、モルデカイが王様の命を助けるという出来事があったことが王様に認め られ、ハマンがモルデカイを陥れようとしていたことが王様に発覚して、ハマン は罪に問われて処刑されました。モルデカイの名誉は挽回されましたが、ユダヤ 人を皆殺しにせよという王命は生きていました。 王様に向かって、王様の命令を撤回してくださいということは、王様の命令に反 抗することなので、后であるエステルにもなかなか言い出せないことでした。し かし、エステルは大胆に死をも覚悟して王様に「ユダヤ人を滅ぼしてしまえと書 いたあのたくらみの書簡を取り消すように、詔書を出してください」と申し出た のです。 王様はエステルの申し出を聞き入れ、ペルシャ帝国内に住んでいたユダヤ人は命 を救われました。エステルの勇気ある行動が民族を救ったのです。私たちも人を 助けなければならない場面にたつ日があります。人を助けるにはとても勇気が要 ります。神様の助けを信じて勇敢に人助けできるクリスチャンでありたいと思い ます。 祝福を祈ります。