今日の聖句7月23日(水) あなたは私たちの不義を御前に、私たちの秘めごとを御顔の光の中に置かれます。 詩篇90:8 もし、罪はないと言うなら、私たちは自分を欺いており、真理は私たちのうちに ありません。もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方で すから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。 1ヨハネ1:8-9 **************************************** 今週のテーマ:旅のとき きょうの聖書:アモス7:12-15 アモス書7章14節15節 アモスは答えました。「私は預言者ではありません。 預言者の家の者でもありま せん。ただの羊飼いで、果樹を栽培している者にすぎません。ところが神様は、 羊の群れの世話をしている私に、『さあ、わたしの国民イスラエルに預言せよ』 とお命じになったのです。 「神様のご命令」 これは、北王国イスラエルの祭司長アマツヤとユダの農民預言者アモスの会話で す。アマツヤは保身と蓄財に走るナマグサ祭司でした。アモスは、ホセア、イザ ヤ、ミカそしてヨナと同時代の人で、ホセアと同じく南王国の出身です。その時 代は30年後にはアッシリヤによって北王国が攻め滅ぼされるという危機の迫っ た時でした。 既に、北王国には預言者は一人も居らず、ホセヤもアモスも南ユダ王国から北イ スラエルへ神様によって遣わされた人たちでした。アモスは、北王国に対して語 りました。周辺諸国へのさばきを宣べ、次に、イスラエルだけに集中して宣告し ます。さらに、イスラエルの罪を痛烈に非難する個所が続き、特に、当時の社会 的罪、すなわち不正、役人の腐敗、貪欲、偽りの礼拝などを指摘します。 きびしい調子の警告のあとに、一連の幻が述べられ、イスラエルがやがては耳を 傾けるという、かすかな望みを記して終わります。そして、祭司長アマツヤから 南ユダ王国へ逃げて帰れ、と言われたのです。それに対して、アモスは「神様は 羊の群れの世話をしている私に『さあ、わたしの国民イスラエルに預言せよ』と お命じになったのです」と応じたのです。引き下がりはしませんでした。 伝道や宣教を妨げる勢力は無くなることはありません。いつの時代にも神様のみ ことばを語ることを妨害する人はいるし、国家権力がみことばに対して従順にな るということは期待できないことかも知れません。だからといって福音宣教を中 止するクリスチャンもありません。それは私たちを罪と死の世界から贖いだした 天地の創造者、神様のご命令だからです。 祝福を祈ります。