今日の聖句7月14日(月)

歩き回って人を中傷する者は秘密を漏らす。しかし真実な心の人は事を秘める。
箴言11:13

最後に、兄弟たち。すべての真実なこと、すべての誉れあること、すべての正し
いこと、すべての清いこと、すべての愛すべきこと、すべての評判の良いこと、
そのほか徳と言われること、称賛に値することがあるならば、そのようなことに
心を留めなさい。
ピリピ4:8

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今週のテーマ：きよい人は幸い
ダニエル1:8-16

ダニエル書１章８節９節

ダニエルは、王の食べるごちそうや王の飲むぶどう酒で身を汚すまいと心に定め
身を汚さないようにさせてくれ、と宦官の長に願った。神は宦官の長に、ダニエ
ルを愛しいつくしむ心を与えられた。

「唯一の基準」

ダニエルはダビデ王の血を引くユダヤの貴族でした。ユダ王国はバビロニヤに滅
ぼされ、ユダヤ人はすべてバビロニヤの補囚となってしまいました。ここに出て
いる王とはネブカデネザル王のことです。ネブカデネザルはユダヤ人の青年の中
から、ダニエル、ハナヌヤ、ミシャエル、アザルヤの四人を選んび、バビロン名
を与え、バビロン食を与えてバビロン化教育の特訓をしようとしていました。

ダニエルは王宮に招かれたとき、既に「神様と神様のみことばだけに従う」とい
うことを決断していました。異境の地へ連行され、自由を失った立場ですが、神
の民としての本来の在り方に徹して生きて行こうという決断です。「ああ、困っ
た。どうしよう」という二者の間での迷いはダニエルにはありませんでした。

ハッキリと神様と神様のみことばだけに従うという姿勢になると、神様は不思議
な支援を与えてくださいます。ダニエルたちにも宦官の長にダニエルを愛す心を
与えて、ダニエルの信仰を支えられました。神様と神様のみことばに従って生き
て行くと決断することがきよめなのです。

私たちも日常の信仰生活の中で、神様と神様のみことばだけに従う、という決断
が必要です。腹を決めておかないと襲ってくる誘惑と戦えません。仕事をするに
は、すべてにおいて基本を守ること、原則を離れることは禁物です。報道されて
いる大事故や大事件は、当事者が基本と原則をないがしろにした結果です。聖書
を唯一の基準として生きているのが私たちクリスチャンなのです。

祝福を祈ります。