今日の聖句7月4日(金)

また、遠く離れていた者たちも来て、主の神殿を建て直そう。
ゼカリヤ6:15

このキリストにあって、あなたがたもともに建てられ、御霊によって神の御住ま
いとなるのです。
エペソ2:22

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今週のテーマ：かの日には
きょうの聖書：使徒18:24-28

使徒の働き１８章２７節２８節

アポロがアカヤへ渡りたいと思っていたので、兄弟たちは彼を励まし、そこの弟
子たちに、彼を歓迎してくれるようにと手紙を書いた。彼はそこに着くと、すで
に恵みによって信者になっていた人たちを大いに助けた。彼は聖書によって、イ
エスがキリストであることを証明して、力強く、公然とユダヤ人たちを論破した
からである。

「協」

アポロはエジプトのカイロからはるか西方の地中海沿岸にあるアレキサンドリヤ
生まれのユダヤ人です。アレキサンドリヤは旧約聖書がギリシヤ語で編纂された
地として有名です。アポロは福音を聞き、伝道者になっていました。この人がア
ジア(トルコ)のエペソへ来て大胆に説教しましたが、悔い改めと洗礼のことまで
しか知りませんでした。

エペソにいたプリスキラとその夫アクラは、アポロにキリスト教の全般を詳しく
教えて、彼を次の宣教地であるアカヤへと推薦状を書いて送り出しました。アク
ラもユダヤ人クリスチャンです。彼らは使徒たちに協力して熱心に福音を伝え、
教会建て上げに尽力していました。

アポロは、旧約「聖書によって、イエスがキリストであることを証明して、力強
く、公然とユダヤ人たちを論破した」ということです。国外にいたユダヤ人はギ
リシヤ語の旧約聖書でみことばを勉強することが出来ていたのです。みことばは
国境も民族も言語さえも乗り越えて伝えられ、人々を生かしていくのです。

アクラたちは信仰の知識の乏しかったアポロを批判したり蔑むようなことはせず
むしろ、支援し、情報を提供し、推薦状まで書いて励ましています。このような
一致と協力が宣教の働きを進めていくのです。基督聖協団は愛と宣教によってお
互いに仕え合う教団です。「協」の文字に注目して奉仕しましょう。

祝福を祈ります。