今日の聖句7月3日(木) あなたの国の中の暴虐、あなたの領土のうちの破壊と破滅は、もう聞かれない。 あなたは、あなたの城壁を救いと呼び、あなたの門を賛美と呼ぼう。 イザヤ60:18 彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださる。 もはや死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない。 黙示録21:4 ************************************* 今週のテーマ:かの日には きょうの聖書:使徒18:5-11 使徒の働き18章9節10節 ある夜、主は幻によってパウロに、「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはい けない。わたしがあなたとともにいるのだ。だれもあなたを襲って、危害を加え る者はない。この町には、わたしの民がたくさんいるから。」と言われた。 「わたしがあなたとともにいる」 これはパウロがギリシヤのコリントで伝道していたときのことです。パウロがユ ダヤ人にイエスがキリストであることを宣言すると、ユダヤ人はパウロに対して 暴言を吐きました。パウロは「今から私は異邦人のほうに行く」と宣言し、腰を 据えて異邦人伝道に集中していきました。 キリストは常に私たちと共にいてくださる御方です。そして、キリストが私たち を用いて全世界に福音を広めていくのです。神の民は全世界で福音の届くのを待 っているのです。サタンは福音宣教を止めさせようとします。しかし、キリスト は「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない」と励ましています。 パウロの福音宣教の中心メッセージは「信仰による救い」であり、信者への指導 は「キリストの再臨を待つ」というものでした。イエス・キリストの十字架と復 活以外には救いの道はあり得ないのです。そして、私たちクリスチャンはキリス トの再臨を希望として信仰を全うしていくのです。 福音宣教への妨害はキリストの時代にもあり、パウロも大きな妨げを受け、宣教 したために無残な犠牲に会う伝道者も大勢いたのです。今の時代も、抵抗なしに 伝道できるということはあり得ません。だからこそキリストは「わたしがあなた とともにいる」と絶叫するのです。キリストは今日も私たちと共に宣教しようと しています。かの日には大きな報いが備えられているのです。 祝福を祈ります。