今日の聖句6月17日(火) あなたのみわざをあなたのしもべらに、あなたの威光を彼らの子らに見せてくだ さい。 詩篇90:16 イエスは答えて言われた。「あなたがたが、神が遣わした者を信じること、それが 神のわざです。」 ヨハネ6:29 ************************************ 今週のテーマ:神の真実 きょうの聖書:イザヤ6:1-4 イザヤ書6章1節2節3節 ウジヤ王が死んだ年に、私は、高くあげられた王座に座しておられる主を見た。 そのすそは神殿に満ち、セラフィムがその上に立っていた。彼らはそれぞれ六つ の翼があり、おのおのその二つで顔をおおい、二つで両足をおおい、二つで飛ん でおり、互いに呼びかわして言っていた。 「聖なる、聖なる、聖なる、万軍の 主。その栄光は全地に満つ。」 「イザヤとセラフィム」 これはイザヤが預言者として活動を始める前に見た幻です。王座に座しておられ る主なる神様への賛美を叫ぶセラフィムたちの声のために、神殿の敷居の基はゆ るぎ、宮は煙で満たされた、と記録されています。ウジヤ王は南ユダ王国で善政 を敷いた王様でした。神様はご自身のお姿をイザヤに見せて御民を守り抜くこと を示しているのです。 セラフィムとは、神様を礼拝することを主目的に立たされている、聖書の中でこ こだけに出てくる6枚の羽を持つ鳥のような天使です。このセラフィムの一人が 飛んできて、イザヤの唇に炭火を当ててイザヤにきよめを宣言したことが6節7 節に出ています。 セラフィムは火を燃え立たせるような天使であるとして、熾天使(シテンシ)と 呼ばれることもあります。ペンテコステにお降りになった聖霊様も「炎の神」と してご自身を現わしておられます。この頃、イスラエル王国もユダ王国も共に滅 亡への道を歩み始めています。 しかし、神様はそのことを告げ、更に、滅亡後にイスラエルが再興されることを イザヤに予告してイスラエルの前途に光を与えています。国王が殺され、国土が 奪われ、国民が捕囚とされようとも、イスラエルを選んでご自身の民とされた神 様は永遠の存在であり、常に御民と共にある御方であると述べられています。イ エス・キリストは世の終わりまでいつも私たちと共にいて下さる御方です。 祝福を祈ります。