今日の聖句6月3日(火)

あなたのような神が、ほかにあるでしょうか。あなたは、咎を赦し、ご自分のも
のである残りの者のために、そむきの罪を見過ごされ、怒りをいつまでも持ち続
けず、いつくしみを喜ばれるからです。
ミカ7:18

神は、私たちが御怒りに会うようにお定めになったのではなく、主イエス・キリ
ストにあって救いを得るようにお定めになったからです。
１テサロニケ5:9

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今週のテーマ：主の愛にとどまる
きょうの聖書：使徒1:6-9

使徒の働き１章８節

聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エ
ルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人とな
ります。

「聖霊様の働き」

イエス様が復活して弟子たちに会っているこの時も、弟子たちは、まだ、キリス
トによってユダヤの国がローマ帝国の支配から脱して、独立国として再興される
と思っています。弟子たちにはキリストは政治的な解放者ではなく、人々を罪か
ら解放するお方だということがわからないのです。

イエス様はそういう弟子たちを指導して、聖霊が臨むと力を受けると言われたの
です。いつユダヤを独立させてくださるのですかという弟子たちの質問には答え
ていません。弟子たちもそうでしたが、私たち人間は概して自分が罪の虜になっ
ていて罪から解放されなければならないということを理解できないのです。

教会に、人生の救いや解決を求めて来る多くの人々も、自分の罪が自分を苦しめ
ているということを認めたくないという気持ちを強く持っています。そういう中
で、聖霊が私たちに臨むと、私たちは自分の罪を知り、キリストによる罪の赦し
を知り、世間の人々にも罪からの解放を告げ知らせる力を得ることができるので
す。

自分の罪を知るということは、なかなか難しいことで、神様の力に頼らなければ
分からないことです。まして、他人の罪を指摘し、キリストによる罪の赦しを得
させるということは、人間業で出来ることではありません。聖霊様ご自身の御働
きの専攻分野です。この場面でイエス様すら弟子たちの罪を指摘していません。
聖霊様の働きにゆだねています。

祝福を祈ります。