今日の聖句5月27日(火) 荒野に水がわき出し、荒地に川が流れるからだ。 イザヤ35:6 御使いはまた、私に水晶のように光るいのちの水の川を見せた。それは神と小羊 との御座から出て、都の大通りの中央を流れていた。川の両岸には、いのちの木 があって、十二種の実がなり、毎月、実ができた。 黙示録22:1:2 ************************************* 今週のテーマ:キリストの道 きょうの聖書:使徒13:48-52 使徒の働き13章48節 異邦人たちは、それを聞いて喜び、主のみことばを賛美した。そして、永遠のい のちに定められていた人たちは、みな、信仰にはいった。 「和解の道」 異邦人たちが聞いて喜んだ「それ」とは、パウロとバルナバの二人が言った「私 たちは、これからは異邦人のほうへ向かいます」という言葉です。ユダヤ人のた めだとばかり思われていたキリストの救いが異邦人社会に届けられることが明確 にされたのです。「神はすべての人が救われて、真理を知るようになるのを望ん でおられます。」(1テモテ2:4)と言われているとおりです。 ユダヤ人を選民と呼び、ユダヤ人以外のすべての国の人々を異邦人と呼び、この 二者の間に大きな隔たりがあったのですが、キリストこそ私たちの平和であり、 二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、ご自分の肉において、敵意を廃 棄された方です、とエペソ2章14節で言われています。 イエス・キリストの十字架は、敵対関係にある二者を和解させます。最大の敵対 関係は、神様と人間の間にありました。私たちは創造主である神様の存在を頭か ら否定するという形で神様に反抗していたのですが、神様への反抗という大罪を 犯している私たちの罪をすべてをキリストが一身におって十字架で身代わりの死 を遂げてくださったのです。 神様との和解を与えられた私たちは、和解の価値を知り、和解の喜びを味わって 生きています。そして神様から与えられる大きな愛を大いに喜んでいるのです。 キリストは和解の道を切り拓いたのです。私たちは、教会を出発点として、家庭 にも職場にもあらゆる人間関係の中に和解の証人となって出ていきます。 祝福を祈ります。