今日の聖句4月10日(木) 主は、ご自分の契約をとこしえに覚えておられる。 お命じになったみことばは千代にも及ぶ。 詩篇105:8 それとも、神の慈愛があなたを悔い改めに導くことも知らないで、その豊かな慈 愛と忍耐と寛容とを軽んじているのですか。 ローマ2:4 ************************************* 今週のテーマ:身をささげる きょうの聖書:ヨハネ11:47-50 ヨハネの福音書11章49節50節 彼らのうちのひとりで、その年の大祭司であったカヤパが、彼らに言った。「あ なたがたは全然何もわかっていない。ひとりの人が民の代わりに死んで、国民全 体が滅びないほうが、あなたがたにとって得策だということも、考えに入れてい ない。」 「身代わりの死」 イエス様がラザロをよみがえらせたことを知ったユダヤ教の指導者たちは、イエ ス様の持っている御力に恐れをなし、議会を招集してイエス様を葬り去る協議に 入りました。指導者たちはキリストの死者をよみがえらせる御力を見て、キリス トを受け入れることをせず、キリストを拒絶したのです。これが人の心に住む罪 のなせる業です。 多くの議員はイエス様の活動を放置すると、ユダヤ教徒の多くがキリストの信者 になってしまい、ユダヤ教を棄教することになり、数百年前に神様を棄てて偶像 を礼拝したためにバビロンに滅ぼされ、捕囚となったように、今度はローマに滅 ぼされることになると主張しました。イエス様を異端者と決めつけた結果の考え です。 議論が進む中で大祭司のカヤパが、イエス様を処刑することによってユダヤがロ ーマの脅威から救われる方が良いという意見を語りました。一人の人が民全体の 身代わりに死ぬという考えです。これは、神様がこの時の大祭司であるカヤパに 示した特別な掲示でした。これがユダヤ議会の議事録に書き残されたのです。 イエス様はユダヤ人の罪の身代わりに死ぬということが明らかにされたのです。 ユダヤ人ばかりか、私たち異邦人もその恩恵に与ることになりました。キリスト の死を私の罪の為だと受け止めた私たちは救われ、イエスは自分の罪としくじり で死んだと思った人は救われなかったのです。 祝福を祈ります。