今日の聖句4月9日(水)

主は怒るのにおそく、力強い。主は決して罰せずにおくことはしない方。
ナホム1:3

それとも、神の慈愛があなたを悔い改めに導くことも知らないで、その豊かな慈
愛と忍耐と寛容とを軽んじているのですか。
ローマ2:4

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今週のテーマ：身をささげる
きょうの聖書：出エジプト12:21-24

出エジプト記１２章２１節２２節２３節

あなたがたの家族のために羊を、ためらうことなく、取り、過越のいけにえとし
てほふりなさい。ヒソプの一束を取って、鉢の中の血に浸し、その鉢の中の血を
かもいと二本の門柱につけなさい。朝まで、だれも家の戸口から外に出てはなら
ない。主がエジプトを打つために行き巡られ、かもいと二本の門柱にある血をご
覧になれば、主はその戸口を過ぎ越され、滅ぼす者があなたがたの家にはいって
打つことがないようにされる。

「大きな力」

これは、イスラエルがエジプト脱出を断行の前夜のことです。神様は「わたしは
エジプトの地を巡り、人をはじめ、家畜に至るまで、エジプトの地のすべての初
子を打ち、また、エジプトのすべての神々にさばきを下そう」(12:12)と語ってお
られました。その災いによる混乱の中でイスラエルはエジプトを脱出できたので
す。

神様がエジプトに災いを降したとき、イスラエル人の家庭では羊を屠殺し、その
血をヒソプの枝つけて、戸口の鴨居と二本の門柱に塗ってありました。神様の災
いはイスラエル人の家庭を過ぎ越して行ったので、子どもが死ぬことはありませ
んでした。羊の犠牲によって災いを免れたのです。

今日までユダヤ人の間ではこのことが記念され「過ぎ越しの祭り」として盛大に
祝われています。神様がどのようにしてイスラエルをエジプトの奴隷とされてい
たことや、死の災いから救い出してくださったのかを思い出して神様に感謝する
ためです。

私たちも、救われた日や、罪の奴隷常態から解放された日がありますので、その
日を記念して感謝の祈りを捧げています。イエス様の最後の晩餐は、キリスト教
会の聖餐式として引き継がれ、イエス・キリストの身代わりの死を、私のためと
して受け止め直しています。神様がどのようにして私たちを救ってくださったか
を覚えていることは、明日に向けて大きな力になるのです。

祝福を祈ります。