今日の聖句4月4日(金) 主は仰せられる。「悩む人が踏みにじられ、貧しい人が嘆くから、今、わたしは立 ち上がる。わたしは彼を、その求める救いに入れよう。」 詩篇12:5 その方が来ると、罪について、義について、さばきについて、世にその誤りを認 めさせます。 ヨハネ16:8 *************************************** 今週のテーマ:神のさばき きょうの聖書:エレミヤ15-6-9 エレミヤ書15章7節 わたしはこの国の町囲みのうちで、熊手で彼らを追い散らし、彼らの子を失わせ わたしの民を滅ぼした。彼らがその行ないを悔い改めなかったからだ。 「追い散らし」 昨日は、罪の結果のさばきは、すげなくされると教えられました。今日は、追い 散らされると書かれています。バベルの塔の事件が創世記に書かれていますが、 「互いにことばが通じないようにしよう。こうして主は人々を、そこから地の全 面に散らされた」(創世記11:7-8)と記録されています。 イスラエルはアッシリヤによって散り散りにされ、ユダヤはバビロンによってエ ルサレムから連れ去られてしまいました。神の民は集まってこその神の民です。 その民が神様によって追い散らされるということは、悔い改めない民への神のさ ばきなのです。 株式会社や宗教法人も解散に追い込まれるという結末を迎えることがあります。 それは多くの場合、裏切りや犯罪行為が原因です。リーマンブラザーズもオーム 真理教もそうでした。聖書は私たちに、悪事を行なって悔い改めないならば国家 でさえも離散という裁きを受けるのだと教えています。 人が罪を犯して悔い改めないでいると、今まで傍にいた人が一人去り、二人去り と、いなくなっていく傾向があります。孤立化していくのです。神様は私たちと 縁を切ってそのままに放置する方ではありません。イエス・キリストの十字架と 復活が私たちを神様の愛の世界へ立ち返らせてくれるのです。 祝福を祈ります。