今日の聖句3月31日(月) わたしが彼(アブラハム)を選び出したのは、彼がその子らと、彼の後の家族とに 命じて主の道を守らせ・・・るためである。 創世記18:19 アブラハムには、その信仰が義とみなされた。 ローマ4:9 ************************************* 今週のテーマ:神のさばき きょうの聖書:1コリント1:20-25 コリント人への手紙第一1章22節23節24節 ユダヤ人はしるしを要求し、ギリシヤ人は知恵を追求します。しかし、私たちは 十字架につけられたキリストを宣べ伝えるのです。ユダヤ人にとってはつまずき 異邦人にとっては愚かでしょうが、しかし、ユダヤ人であってもギリシヤ人であ っても、召された者にとっては、キリストは神の力、神の知恵なのです。 「神様の知恵」 この手紙が書かれた当時、多くのユダヤ人はイエス・キリストの福音を愚かなこ とと考えていました。彼らは、メシヤ=キリストとは、ユダヤをローマから独立 させる政治的リーダーだと考えていたのです。しかし、イエス様はそのようなこ とはしなかったのです。 そればかりか、罪人として処刑されてしまったのです。ギリシヤ人も福音を愚か なことと考えていました。彼らは肉体の復活を信じず、創造者としてのキリスト を認めませんでした。彼らにとっては死は敗北であったので、十字架に掛かった キリストを馬鹿にしたのです。 イエス・キリストの十字架の福音は現代社会の人々にとっても愚かなこととして 聞こえています。私たちが生きている一般の社会では、権力や影響力、そして何 よりも富が崇拝されています。ところが、イエス様は身分の低い下僕としての姿 で来られましたが、信じる人たちを救い、天の御国に招き入れたのです。 イエス・キリストの十字架は御父の知恵であり、御父の偉大な力の現れです。人 類が救済されるための唯一の道であり、救われた私たちが信仰生活をしていると いうことが、そのことを如実に物語っているのです。キリストを個人的に知るこ とが誰でも受けられる最も大きな神様の知恵なのです。 祝福を祈ります。