今日の聖句3月29日(土) 主がシオンの捕われ人を帰されたとき、私たちは夢を見ている者のようであった。 詩篇126:1 御座の正面におられる小羊が、彼らの牧者となり、いのちの水の泉に導いてくだ さるからです。また、神は彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださるのです。 黙示録7:17 ************************************** 今週のテーマ:十戒 きょうの聖書:創世記20:1-6 創世記20章6節 神は夢の中で、彼に仰せられた。「そうだ。あなたが正しい心でこの事をしたの を、わたし自身よく知っていた。それでわたしも、あなたがわたしに罪を犯さな いようにしたのだ。それゆえ、わたしは、あなたが彼女に触れることを許さなか ったのだ。・・・」 「神様の守り」 ソドムの町が神様の火で裁かれ、ロトの妻が石の柱にされた後、アブラハムは南 部のネゲブにあるゲラルへ移住しました。サラは美人でしたので、アブラハムは サラを奪われるのではないか、或いは、ゲラルの王から阻害されるのではないか と不安になり、サラを自負分の妹としてゲラルの王アビメレクに紹介しました。 事実、アブラハムとサラは兄妹だったのです。ゲラルの王はサラを妻に迎えまし た。しかし、神様はアビメレクとサラの結婚を許しませんでした。アブラハムと サラは夫婦だったからです。既に結婚している人は他の誰かと結婚することは出 来ないのです。日本でも重婚は禁じられています。 神様は、アビメレクがサラに近づく前に夢の中でアビメレクに現われて、この創 世記20:6の言葉を言い渡しました。アビメレクは神様を恐れ、財物等を添えて サラをアブラハムに返し、罪を犯すことがありませんでした。神様はアビメレク には落ち度がなかったので夢の中でアビメレクに現れ、罪を未然に防いだと言っ ています。 アブラハムとサラとアビメレクは罪から守られました。神様は不思議に私たちに は見えない方法で私たちが罪を犯さないように守っていてくださいます。罪の誘 惑は私たちの身辺に満ちています。欺されやすい私たちは罪から守られるように 祈ることが必要です。イエス様も「私たちを試みに会わせないで、悪からお救い ください」と祈るように導いていてくださいます。 祝福を祈ります。