今日の聖句3月19日(水)

わたしは、彼らがかつて罪を犯したその滞在地から彼らを救い、彼らをきよめる。
彼らはわたしの民となり、わたしは彼らの神となる。
エゼキエル37:23

キリストが私たちのためにご自身をささげられたのは、私たちをすべての不法か
ら贖い出し、良いわざに熱心なご自分の民を、ご自分のためにきよめるためでし
た。
テトス2:14

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今週のテーマ：イエスのいましめ
きょうの聖書：ヨハネ10:11-16

ヨハネの福音書１０章１１節

わたしは、良い牧者です。良い牧者は羊のためにいのちを捨てます。
「良い牧者」

１０章１節で、イエス様は「わたしは門です」と言われました。１１節は「わた
しは良い牧者です」と言っておられます。イエス様は門であり、同時、羊飼いで
もあります。イエス様には、私たちの言葉では言い表しきれない多面性がありま
す。イエス様がどういう御方であるかを知れば知るほど私たちの心は豊かになり
ます。礼拝やみことばの学びの楽しさはここにあります。

イエス様が良い牧者であるのは、第一に「羊のことをよく心にかけているからで
す」(１３節)悪い羊飼いは羊のことを心にかけません。羊の安全よりも自分の安
全を優先するからです。しかしイエス様は羊のためにいのちを捨てます。その理
由は「羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです」と１０節で明かされて
います。私たちに幸いを豊に与えるためです。

第二は「羊をよく知っている。」(１４節)という点です。「父がわたしを知って
おられ、わたしが父を知っているのと同じ」ように私たちを知っていてくださる
とは本当に驚いたことです。私たちはイエス様から完全に知られているのです。
罪も短所も、私たちの努力も状況や環境もイエス様は全て把握していてくださる
のです。
第三は１６節にありますが「一つの群れ、ひとりの牧者となるのです」という点
です。キリストを信じる神の民を「一つの群れ」にし、ご自身がお一人で牧者と
なってくださるのです。選民と異邦人を一つにし、分裂した群れを和解させ、絆
をつなぎ合わせて、全世界でただお一方の大牧者として立たれる良い牧者です。
神様の祝福を自分のグループだけのものだと思ってはいけないのです。

祝福を祈ります。