今日の聖句 3月15日(土) 私の心も、身も、生ける神に喜びの歌を歌います。 詩篇84:2 急いで一番良い着物を持って来て、この子に着せなさい。それから、手に指輪を はめさせ、足にくつをはかせなさい。そして肥えた子牛を引いて来てほふりなさ い。食べて祝おうではないか。 ルカ15:22-23 ************************************ 今週のテーマ:新しい教え きょうの聖書:ルカ6:1-5 ルカの福音書6章5節 彼らに言われた。「人の子は、安息日の主です。」 「安息日の主」 ある安息日に、パリサイ派のユダヤ教徒が、イエス様一行が麦畑の中を通ってい たときに麦の穂を摘んで食べたのを見とがめて「なぜ、あなたがたは、安息日に してはならないことをするのですか」と言ったときのことです。労働を禁じられ ている安息日に麦の穂を積んで食べることは律法違反だという主張です。 イエス様は、その昔ダビデが家来と共に祭司以外は食べてはならないとされてい た供えのパンを食べた例を引き、人間の窮乏は、人間の造った制度に優先される と語り、もしイエス様を批判するならダビデ批判することになると言われたので す。食べ物がなくて困っている人には優先的に給食されて良いということです。 パリサイ人はイエス様が安息日を守らないといって非難しているのですが、イエ ス様と弟子たちは、律法違反もせず、安息日の礼拝も欠かしてはいません。ただ 空腹になった旅人のために、申命記23:25に規定されているとおりに取って置か れた麦の穂を摘んで食べたに過ぎません。 そもそも安息日はキリストによって造られたものです(創世記2:2)。イエス様が 安息日の創造主なのです。創造主はすべての被造物の上にあり、被造物は創造者 によって用いられるものです。パリサイ人は安息日にキリストを礼拝すべき立場 だということが語られているのです。 祝福を祈ります。