今日の聖句 3月11日(火)

彼らが叫ぶと、主は聞いてくださる。そして、彼らをそのすべての苦しみから救
い出される。
詩篇34:17

神は、夜昼神を呼び求めている選民のためにさばきをつけないで、いつまでもそ
のことを放っておかれることがあるでしょうか。あなたがたに言いますが、神は
すみやかに彼らのために正しいさばきをしてくださいます。
ルカ18:7-8

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今週のテーマ:新しい教え
きょうの聖書:1テモテ6:1-7

テモテへの手紙第一6章6節7節

満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道です。私たちは何一つこの
世に持って来なかったし、また何一つ持って出ることもできません。

「うやまいつつしむ気持ち」

敬虔とは、辞書で見ると、うやまいつつしむ気持ちの深いさま、と記されていま
す。パウロは弟子のテモテに「満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受け
る道です」と教えています。敬虔は神様と人々に向けてとられるクリスチャンの
態度です。神様に対しても人々に対しても、敬う心、慎み深い態度というものは
欠かすことのできないものです。

誰かが、会社に勤めていて、社長や上役がクリスチャンであった場合、キリスト
に在っての兄弟の関係になるわけですが、職場においては、社長を鈴木兄弟とか
上役を佐藤兄弟などと呼んで、自分と同等の扱いをしたり、自分を社長や上役と
同じレベルの存在だという表現はしてはいけないということです。

私たち人間は神様の御前においては皆平等であり、対等の関係ですが、社会的に
は、雇っている人と雇われている人には立場の違いがあり、組織の中では上位の
人と下位の人との間には身分の違いも在りますので、敬い慎む心はしっかり維持
することが大事です。

信者である社長や上役は、会社内のすべての人々に対して神様を礼拝する、敬い
慎む気持ちで、接していくことが求められています。「敬い慎む気持ち」を大事
にしようという運動を敬虔主義と言います。私たちは元々何もも持たずに生まれ
たのに、神の子にまでさせられているのですから、これで満ち足りる心になり、
神様と人々に対して敬い慎む心を忘れないように生きて行きたいと思います。

祝福を祈ります。