今日の聖句 3月10日(月) 私は死ぬことなく、かえって生き、そして主のみわざを語り告げよう。 詩篇118:17 私たちは非常に激しい、耐えられないほどの圧迫を受け、ついにいのちさえも危 くなり、ほんとうに、自分の心の中で死を覚悟しました。これは、もはや自分自 身を頼まず、死者をよみがえらせてくださる神により頼む者となるためでした。 *********************************** 今週のテーマ:新しい教え きょうの聖書:ヤコブ2:1-4 ヤコブの手紙2章1節 私の兄弟たち。あなたがたは私たちの栄光の主イエス・キリストを信じる信仰を 持っているのですから、人をえこひいきしてはいけません。 「えこひいき」 ヤコブの手紙の著者はエルサレム教会の指導者であり、イエス様の弟のヤコブで す。この人は「義人ヤコブ」と呼ばれています。ゼベダイの子ヨハネの兄もヤコ ブですが、この人は「大ヤコブ」と呼ばれています。この手紙はキリストの十字 架と復活の15年後ころに書かれたと言われています。 ヤコブはここで人を依怙贔屓(えこひいき)してはいけないと教えています。依怙 贔屓は人を裁く罪であるからです。神様の愛は完全に平等であり、イエス様は全 世界のすべての人に、分け隔て無く罪の赦しと救いを与えてくださる御方だから です。そのおかげで私たちも神の子にされています。 私たちには好き嫌いがあります。気に入った人と、気に入らない人があるわけで す。相性が良いとか、そりが合わないとか、それは仕方のないことです。しかし 気に入らない人を差別して排斥したり、不当な扱いをすることは許可されないこ とです。特に教会ではお互いに神の子であることを高く評価して尊敬し合うよう にしたいものです。 人を服装の良し悪しなどの外見だけで判断することは良くないことだ言われてい ます。服装の違いには関係なく、その人のたましいにはキリストの聖霊が宿って いる、という事実を見落としてしまうからです。誰に対しても失礼の無いように 言葉にも態度にも気をつけていきたいと思います。 祝福を祈ります。