今日の聖句 3月9日(日) 私の救いと、私の栄光は、神にかかっている。 詩篇62:7 「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた」ということばは、 まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。私はその罪人のかしらで す。 1テモテ1:15 ************************************* 今週のテーマ:新しい教え きょうの聖書:ルカ13:10-15 ルカの福音書13章12節13節14節 イエスは、その女を見て、呼び寄せ、「あなたの病気はいやされました」と言っ て、手を置かれると、女はたちどころに腰が伸びて、神をあがめた。すると、そ れを見た会堂管理者は、イエスが安息日にいやされたのを憤って群衆に言った。 「働いてよい日は六日です。その間に来て直してもらうがよい。安息日には、い けないのです。」 「新しい教え」 この女性は18年間も腰が曲がり、全然伸ばせませんでした。イエス様が癒しを 宣言して手を当てると、たちどころに腰が伸びて神様を崇めたのです。イエス様 の恵と憐れみは実に大きいものです。それを見た会堂管理者は憤って群衆に向か い、安息日に人をいやしてはいけない、と言いました。 イエス様はその管理者に「あなたがたは安息日に、牛やろばを小屋からほどき、 水を飲ませに連れて行くではありませんか」(15節)と応酬して、安息日の規定 に代表されるユダヤ教の律法主義から人々を解放しました。イエス様の新しい教 えは、安息日は人間のためにある、というものでした。 安息日は礼拝日でもありますから、仕事を休んで神様を礼拝することに集中する ことが望ましいのですが、自分の目の前に助けを必要としているのに、その人を 助けないならば、神様への礼拝はむなしいものになってしまいます。神様は私た ちに助け合って生きることを期待しているからです。 イエス様はユダヤ人社会を安息日規定や律法主義から解放してくださったのです が、私たちに対しても様々な迷信的な禁止条項から解放していてくださいます。 私たちは、罪を犯すことや不良不正行為以外のことは何でもして良いのです。私 たちの前途はイエス様の新しい教えによって大きく開かれたのです。 祝福を祈ります。