今日の聖句 2月21日(金) イスラエルの望みである方、苦難の時の救い主よ。なぜあなたは、この国にいる 在留異国人のように、また、一夜を過ごすため立ち寄った旅人のように、すげな くされるのですか。 エレミヤ14:8 話し合ったり、論じ合ったりしているうちに、イエスご自身が近づいて、彼らと ともに道を歩いておられた。しかしふたりの目はさえぎられていて、イエスだと はわからなかった。 ルカ24:15-16 ************************************* 今週のテーマ:愛のおきて きょうの聖書:ルカ7:44-50 ルカの福音書7章50節 イエスは女に言われた。あなたの信仰が、あなたを救ったのです。安心して行き なさい。 「愛と感謝」 愛に満ちた人になりたい、感謝の心を忘れずに生きる人になりたいという気持ち が私たちの内にあります。愛と感謝は、信仰によって罪を赦され、人生に救いを あたえられた人の心から出てきます。この女はマグダラのマリヤと呼ばれた女性 で、イエス様に愛と感謝を献げたのですが、それはこの女性が真に罪の赦しを得 ていたしるしです。 教会生活や教会活動に熱心になることはとても大事なことですが、それには愛と 感謝を伴うことが必須です。マグダラのマリヤは罪の汚れに苦しんだ末イエス・ キリストを信じる信仰によって罪を赦されていました。罪を赦されるということ は、その人の人生を大転換させる力があるのです。 敵意と憎しみ、怠惰と放漫、他人の不幸を喜ぶ冷たさ、孤独感など書き出せばき りがないほど私たちの生活には嫌な物がつきまとってきます。それは私たちの人 格が破壊された結果なのです。私たちに罪の赦しを与えられ、私たちと創造者の 関係が回復すると、私たちは愛と感謝に満ちた新しい人に造り替えられます。 これが十字架と復活によるキリストの救いの中身です。造り主は、ご自分に反抗 しない人をご自分に似た形に造り変えていきます。マリヤはある時は絶望したか も知れませんが、イエス・キリストに出会ってから創造者と和解し、新たに神の 子として造り替えられ、愛と感謝を獲得したのです。 祝福を祈ります。