今日の聖句 2月16日(日) 主の名を呼ぶ者はみな救われる。 ヨエル2:32 あなたがたが父に求めることは何でも、父は、わたしの名によってそれをあなた がたにお与えになります。 ヨハネ16:23 ************************************* 今週のテーマ:愛のおきて きょうの聖書:ルカ6:32-36 ルカの福音書6章35節 自分の敵を愛しなさい。彼らによくしてやり、返してもらうことを考えずに貸し なさい。そうすれば、あなたがたの受ける報いはすばらしく、あなたがたは、い と高き方の子どもになれます。なぜなら、いと高き方は、恩知らずの悪人にも、 あわれみ深いからです。 「愛の原点」 自分が敵だと思っている相手は、実は敵ではなく、自分が愛すべき仲間だという ことを忘れてはいけません。言葉なり、態度なりで私たちに攻撃を仕掛けてくる 人がいますが、その人が私たちより力が強いならば、私たちを矯正しようとして いるのかも知れないし、私たちよりも弱い者ならば、私たちの圧力に抵抗してい るのかも知れません。 私たちに攻撃を仕掛けてくる人と面会して、私たちの気持ちや考えを打ち明け、 相手の考えや気持ちを聴いてみることが必要です。相手にも必ず言い分があるだ ろうし、攻撃にはキット何かの理由があるはずです。そのことをハッキリさせて 相手によくしてやることです。それは相手の言い分を聞くことかも知れません。 私たちの言い分が拒否され、相手が私たちの気持ちを受け入れない場合、私たち は一方的に譲歩することになります。これが相手に譲歩を貸すということになる でしょう。敵を愛すこと、敵に貸すとは、個人的な事柄についてだけのことで、 自分の懐で処理できることだけです。 私たちが悔い改める前に、キリストが私たちのために十字架にかかり、私たちの 犯した罪の身代わりになって死んでくださったということが私たちの信仰の原点 です。ここに一方的に与えていく愛の原点があるのです。受けるより与える方が 幸いなのです。相手に譲歩させるだけで生きていく人生はあまり面白くないかも 知れません。 祝福を祈ります。