今日の聖句 2月15日(土) わが子よ。主の懲らしめをないがしろにするな。その叱責をいとうな。 箴言3:11 あなたがたのうちにいる、神の羊の群れを、牧しなさい。強制されてするのでは なく、神に従って、自分から進んでそれをなし、卑しい利得を求める心からでは なく、心を込めてそれをしなさい。 1ペテロ5:2 ************************************ 今週のテーマ:主の言葉を心に留めよ きょうの聖書:ルカ6:27-31 ルカの福音書6章27節28節 あなたの敵を愛しなさい。あなたを憎む者に善を行ないなさい。 あなたをのろう者を祝福しなさい。あなたを侮辱する者のために祈りなさい。 「教会の愛と力」 敵を愛すということは普通の人間にはできることではありません。しかし、イエ ス様はそれをやってのけました。私たちは神様に敵対する者であり、真理に歯向 かう生活をしていたのですが、イエス様は私たちを愛し、私たちの罪を身に負っ て死んでくださいました。 「利敵行為」という言葉があります。これは味方を裏切る犯罪です。敵を愛すと いうのは自分個人の問題について言えることであって、社会的なことではありま せん。憎しみ、のろい、侮辱などは教会の内部で起こる問題です。クリスチャン は教会で仲間割れを起こしてはならないのです。 教会の外部から教会に向けて敵対運動が起こる場合があります。或いはクリスチ ャンである家族に対してノンクリスチャンである家族から攻撃がされるばあいも あります。そういうとき、教会の一致と団結が必要になります。教会はキリストか ら愛された愛によって一つになり、敵対する人たちのためにキリストの救いが届 くように祈るのです。 敵を愛すという極めて難しい行ないを、キリストの身体であるキリスト教会が行 なうことができるのです。教会にはそれだけの力が与えられているからです。キ リストの愛がそれだけクリスチャン同士を堅く結びつけるのです。教会の交わり から外れると私たちは家族を愛すことができないほど無力になります。 祝福を祈ります。